史跡高松城跡の玉藻公園の見どころや高松城の歴史にふれながら観光と食べ歩き練り歩き!

史跡高松城にはかつて四国一の大きな天守閣があったそうですが、今はその形を残してはいません。

戦国に築かれたお城は、いろんな数奇な歴史によってその天守は今はありません。

しかし2022年に三ノ丸桜御門が復元がされ、天守閣再建の機運が高まりつつあります。

そんな盛り上がりを見せる高松城跡ですが、玉藻公園の周辺の城下町を食べ歩き練り歩きのおすすめのお店の紹介や、高松城の歴史や見どころをつづっていきます。

どうぞ最後までこのブログにお立ち寄りしてください。


史跡高松城跡の玉藻公園の見どころや高松城の歴史にふれながら観光しよう

史跡高松城跡の玉藻公園の見どころや高松城(讃岐国)の歴史にふれよう!高松城跡天守閣の復元活動へ機運高まる

高松城跡の玉藻公園にはかつて戦国の世から江戸期に、四国一の天守閣があり、天守台(石垣)の高さが約13mあり、天守閣を含めると高さ約37.5mもあったと伝わります。

かつて高松城は「讃州(さんしゅう)さぬきの高松様の城が見えます波の上」と詠(うた)われた名城で詠われた通りの堀に瀬戸内の海水を通した海城でした。

しかし現在はお城をメインに観光地とするには、せっかく天守台が残ってあっても、城のシンボルの天守がこの讃岐の高松城跡にはないことが、市民の皆さんの声にもなっています。

同じ四国には修復を繰り返して現存された、宇和島城や高知城に伊予国松山城と丸亀城の天守があるお城は魅力大です。

でも鉄筋コンクリート造で復元された今治城や川之江城に、木造で忠実ではないですが復元された大洲城は、やはりお城のシンボルである天守閣があることが魅力であり、若い世代にとっては歴史深堀の私にはやや嘆かわしいですが、疑似天守でもあるのがお城というイメージがあるという事です。

その高松城跡ですが、現在復元に当たっては文化庁の審査もさらに厳しくなり、理想ではありますが当時のままの木造建築で内部構造も忠実にとなっています。

1980年に天守復元に市は動きますが、資料不足で解体前の2枚の外観写真で設計図や内部構造図は残っておらず、文化庁は許可を下ろしませんでした。

しかしこれは形のもので、実際には市民がどれほど高松城復元に対しての熱意があるのかという民意がどれだけあるかにかかっているという声もあります。

2005年に天守台の老朽化に伴い、石垣の解体され石積みが補強復元がされます。

これは今後天守復元も視野に入れた工事とも言われています。

さらに2018年には、高松市大西市長と市議会委員に新しく設立された高松城の復元を進める市民の会とで書面をおこし、文化庁に申し出が行われました。

文化庁の考え方も徐々に変わりを見せ、中岡司次長は「保存」から「活用」への見直す時期に来ていると答えを返しています。

その中には10万人の高松城天守復元を望む署名も含まれていました。

市による発掘調査も引き続きおこなわれている中、日本城郭建築に関わる三浦正幸名誉教授の高松城天守閣の復元に向けての説明会には、130人の市民の会の方々が参加し、高松城天守復元に期待を寄せて話を聞かれていました。

2023年5月より平成26年12月よりNPO法人として活動していた会は解散をし、任意団体として「高松城の復元を進める市民の会」を新たに設立して今後の活動を継続していくこととなっています。

2023年6月に都倉文化庁長官に対して”高松城天守閣復元の早期実現に向けての陳情”が行われました。

そして先に、三ノ丸桜御門も昨今2022年7月に、市民の長年の希望が叶い復元再建されて、2階建てになっている内部にも入って見ることが出来ます。

見事に松の太い垂木が桜御門の美を象徴させていて、門の石垣は、戦災にて焼けて赤くなった石垣をそのまま積まれ、その時その時代の歴史の上塗りを確認することが出来ます。

この桜御門再建により、今後天守閣再建に向けての弾みにもなって機運もさらに高まっており、今後の丸亀市の非常に楽しみな出来事でした。

現在高松城は玉藻公園として、大人200円、小人100円で入場見学ができます。

重要文化財として残る月見櫓と水門や渡櫓に艮櫓(丑寅櫓:うしとらやぐら)があり、二ノ丸と本丸を結ぶらんかん橋と呼ばれた鞘橋(さやばし)が復元されていて往時の侍気分に浸ることが出来ます。

高松城(讃岐国)の簡単歴史

讃岐国(さぬきのくに)の「野原(のはら)」と呼ばれていた港に、豊臣秀吉(とよとみひでよし)公より所領を与えられた生駒親正(いこまちかまさ)氏が1590年に海上の要所にもなる城を築城し、ここを「高松」としたのが始まりです。

城が出来ると次第に役人の武家屋敷ができて、職人や商人も集まってきて城下町として整備されていったといわれています。

また海城として整備された、日本最初の水の確保のための水道が造られた城です。

城内にある井戸には、水路の配路から送られてくる水が溜まりそれを汲んで、城内の水を確保させました。

生駒氏から松平氏に藩主が変わり11代に渡り、ここを幕末の官軍によって開城されるまで続きました。

生駒騒動で高松藩主4代目の生駒高俊(いこまたかとし)氏が、出羽国矢島藩に転封となり、1642年より松平頼重(まつだいらよりしげ)氏が配置されて、松平家が明治維新まで藩を護っていきます。

その松平頼重氏の時期に飲料水の確保のため、下亀井や大井戸・今井戸より水を引く整備がされたといいます。

そして、1669年に独立式層塔型3層4階地下1階の天守が造られ、さらに城郭の大改修が施されていったと伝わります。

しかし明治に入り、版籍奉還(はんせきほうかん)により城は廃城となり、明治17年にはシンボルの天守閣が老朽が理由で取り壊されてしまいました。

その後には1945年(昭和20年)に江戸時代から残る三ノ丸桜御門(さくらごもん)がきしくも日本の国宝に認定とされる間近に、悲運に第二次世界大戦の高松空襲のアメリカの攻撃によって本当に残念なことに焼失してしまいました。

ですが残った北ノ丸月見櫓や水手御門に北ノ丸渡櫓,東ノ丸艮櫓の4棟が、昭和25年に国の重要文化財に指定され、さらに披雲閣もその後加わっています。

史跡高松城跡の玉藻公園の見どころ 桜御門

専用駐車場から中堀をつなぐ筋違いと呼ばれる、旭橋を渡ると旭門と埋門があり、そこの前には桜の季節には見ごたえのある桜馬場があります。

鉄道マニアには、この史跡高松城城郭内に琴電琴平線がコラボして通っているのも見どころでは?

その先をじゃりじゃりと鳴る音を聴きながら進むと、12年の発掘調査を経て、3年かけて復元された桜御門が見えてきます。

前頭にも記しました令和4年6月に3年かけて復元された、今現在においては高松城のシンボルとなっている門が構えています。

2階建ての桜御門は貴重な歴史的建造物の復元として、今後を担っていく建造物であると思います。

瓦にのった鯱瓦などや瓦の目地漆喰(めじしっくい)も3度塗りをして仕上げるなどして、細かい仕上げで丁重に造られていきました。

また使われた松やケヤキの木材においても、職人さんたちの息吹きを感じられます。

鉋(かんな)がまだない時代の梁を平らに仕上げる技法の手斧(ちょうな)仕上げに、仕口や継手などや、壁を造る伝統的技法の小舞(こまい)という竹と藁縄を使い漆喰(しっくい)で被せられる下地で仕上げていきます。

また桜御門の石垣は、当時の1945年の空襲で赤く焼け残った石垣が、時代の痕跡を伝えています。

こういった現在の匠の技が混然一体となり、時代を現在に受け継ぎ伝えていきます。

ここは石垣も含めぜひ復元ではありますが、匠たちの技術が光るも御門なので、ゆっくり見てくぐってほしいです。

史跡高松城跡の玉藻公園の見どころ 城舟体験

3月1日~11月30日まで大人(高校生以上)500円 5歳以上300円で玉藻公園内の高松城天守台のある内堀を城舟体験(じょうせんたいけん)することができます。

和舟に乗って日本三大水城の高松城のお堀を、優雅にめぐりながら、瀬戸内海から入る鯛やいろんな魚に餌付けをすることも含まれています。

そして、二ノ丸と本丸を結んだ、らんかん橋と呼ばれていた鞘橋(さやばし)があって、堀の下から見る景観はまた見応えがありです。

また今は無き天守台に、お土産のうちわに描かれた天守の絵を合わせて、当時を偲んでください。

☎0878511521

〒760-0030 香川県高松市玉藻町2


史跡高松城跡の玉藻公園で食べ歩き練り歩き!

高松城跡を食べ歩き umie

大きなガレージのような店内は広々と活気がある雰囲気で、瀬戸内海の海辺にも近く潮の香りの中で、おいしく料理がいただける店です。

コーヒー、紅茶、フレッシュジュースにツバメビールにアーリータイムやワイン、カクテルもあります。

ビーフシチューやベークルサンドにフレンチトースト。

チョコバナナケーキにチーズケーキなどをテラスで、海を横目に潮風を感じながらいただくなんて最高!

雑誌がたくさん置いてあるので、気分転換に飲み物をそえてしばし休憩にもいい店ですね。

営業時間:11:00~19:00(土曜日は21時まで営業;水曜定休)

☎0878117455

香川県高松市北浜町3−2

高松城跡を食べ歩き 昼も夜も貸切パーティカフェスタイル ハヅキ

ここもまたにぎやかな造りの店内になっているカフェレストランで、一流ホテルのシェフがここで今は料理を作っているんだとか。

結婚式の2次会でパーティータイムにすごくよさげなお店です。

メニューが豊富だから、ランチメニューの懐石ランチ(えびしんじょうのお吸い物にスズキのポワレトマトクリーム 季節の野菜添え)1250円(税別)を注文したけどそれだけでは終わらなくなりそう。

スイーツでオレンジのパウンドケーキ、チーズケーキあるいはシェフのおまかせデザートプレートなどついつい頼んでしまい、高松城跡の散策を忘れてしまいそう。

2階は1階とのオープンになって、ゆったりくつろげる開放的な空間でお食事ができます。

営業時間:11:00~17時まで:月曜 ~18時まで:土、日、水曜 ~20時まで:木、金曜 (火曜定休)

☎0878114530

香川県高松市北浜町12−7

高松城跡を食べ歩き 徳島ラーメン麺王 高松駅前店

さあラーメン好きはここに寄るべし。

シンプルに徳島ラーメン680円と餃子でいくか、半熟味玉と分厚いチャーシューにのりが1枚ついている麵王スペシャルラーメン980円で麺を先にすすって、替え玉100円を追加するか。

どちらを選んでも、甘めの醤油豚骨スープがからんだ麺は病みつきになります。

生卵ともやしが無料でこれはうれしい。

駐車場は無いので、車の方は駐車場を駅前など確認して行って下さい。

営業時間:11:00~翌0:00

☎0878133671

香川県高松市寿町1ー1

高松城跡を食べ歩き 中華料理倚水軒

定食メニューが定番の1000円でおつりがくる、麻婆豆腐定食に鶏の唐揚げ定食、回鍋肉定食などなどあります。

その他、日替わりランチメニューやラーメン(台湾ラーメン、醬油ラーメン、豚骨ラーメン)のいずれかとご飯もの(中華飯、天津飯、回鍋飯、麻婆飯、炒飯、青椒肉絲飯)の重な組み合わせでラーメンセットにして、何と880円(税込)です。

しっかりお昼の腹ごしらえが出来て、1000円でおつりがくるとは、恐れ入りました。

まだたくさんメニューはあって中華を心ゆくまで食べれる、”食べ放題+飲み放題(4名様から)大人4400円、高校生3080円、中学生2980円の2時間食い倒れコースもありますよ。

飲みすぎず、食べすぎずに中華を満喫しましょうか。

営業時間:11:00~14:30 17:00~23:00(日曜定休)

☎0878130126

香川県高松市城東町1ー4ー16

高松城跡を食べ歩き 北浜えびす 海鮮食堂

史跡高松城跡 玉藻公園といえば瀬戸内に面した海城あとですから、やはり海の幸をお昼にはと思われる方もおりますよね。

そんな今日のお昼は海鮮丼という人は、ぜひ寄って頂きたいお店がここ北浜えびす 海鮮食堂です。

当日取れたねたが定食や一品料理として並ぶので、毎日手書きの看板メニューが変わります。

ふぐ竜田揚げ定食屋やきす天ぷら定食、さわら塩焼き定食、ほたてフライ定食に時にとんかつ定食などなどまだまだその日のメニューはでてきます。

50席の広さで、駐車場も20台停められますので、安心していくことが出来ます。

営業時間:11:00~14:00(土、日、祝日定休)

☎09028278753

香川県高松市本町13−103−5

高松城跡を食べ歩き 手打ちうどん 味庄

高松駅からも近く、朝早くから営業しているので、これから通勤や仕事上がりのお疲れの方などに喜ばれているうどん屋さんです。

肉うどんに釜玉うどんにぶっかけうどんなどなどあり、足りなければおにぎりといなりずしをサックと食べれば、元気が湧いてくる。

年季の入ったご夫婦が切り盛りするお手頃価格のうどん屋です。

営業時間:5:00~14:00(土、日曜定休)

☎0878516387

香川県高松市西の丸町5−15

高松城跡を食べ歩き CAFE LOURDES

カフェルルドは日替わりランチもあり、例えば黒毛和牛のハンバーグシチュー(税込1000円)のあとにパンケーキもならプラス300円ほどでいただけるお手頃価格なランチがいけます。

ランチメニューもさることながら、スイーツのキャラメルバナナとクルミのリコッタパンケーキでもボリューム満点ですね。

こぼれ苺のプリンパフェなんておじさんでもあ~たべたいけどお店で食べるのはちょっと恥ずかし。

女子が喜ぶスイーツメニューがぎっしりなお店です。

営業時間:11:00~18:00 月曜9:00~17:00(火、水曜定休)

☎0878877778

香川県高松市兵庫町1−15 富貴ビル 2F


高松城跡へアクセス

〇公共交通機関(電車)

・JR新大阪駅(東海道・山陽本線):のぞみ博多行き~JR岡山駅:約50分

・岡山駅から瀬戸大橋線快速~高松駅:約40分

・岡山駅から予讃線快速~高松駅:約15分

・JR高松駅東口出て徒歩約15分ほど。

〇マイカー

・池田料金所:阪神高速11号池田線~阪神高速1号環状線~阪神高速16号大阪港線~阿波座JCT(阪神高速3号神戸線)~阪神高速芦屋集約料金所~京橋PA~湊川JCT~須磨料金所~第二神明道路~垂水PA~名谷JCT~名谷PA~垂水JCT~垂水第三料金所~神戸淡路鳴門自動車道~明石海峡大橋~淡路SA~室津PA~緑パーキングエリア~淡路南PA~大鳴門橋~小鳴門橋~鳴門本線料金所~鳴門JCT~高松自動車道~鳴門西PA~津田の松原SA~高松中央料金所で下車

・権道43号線を進む~福岡町4丁目の信号左折~井口町金毘羅神社の信号右折~159号線からフェリー通りへ入ってすぐ香川県立ミュージアムの先:約195km

*お出かけの際、ETCカードの差し忘れがないことをご確認ください

〇玉藻公園駐車場

駐車スペース:普通車57台ほど(無人無料駐車可)

☎0878511521(玉藻公園管理事務所)

香川県高松市玉藻町4−4 駐車場

史跡高松城跡の玉藻公園を食べ歩き練り歩き! あとがき

他にも四国のお城観光や周辺の食べ歩きのブログを投稿していますので、よろしかったら後で見てください。

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城跡や史跡など歴史あるところへサイクリングに行くのが好きで、特に戦国時代のお城の石垣を見ると石垣萌子はキュンキュンする自分の気持ちを伝えたいです

高松城周辺を食べつくしながら、史跡高松城の天守閣の復元がぜひ実現するといいですね。

いやきっとすると思いますので、ぜひ復元された際は観光に3泊4日の四国の旅なんてしたいですね。

そうなることをお城ファンの石垣萌子は切に願って、このブログを締めさせていただきます。

今回も最後まで私のブログにお立会いくださりありがとうございました。


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