四国と言えば、瀬戸内海に和歌山湾と土佐湾に囲まれた、日本国の島の一つです。
たくさんのここにも日本の歴史に深い場所があり、有名なお城も数多くあります。
また四国は今や陸路で”瀬戸大橋”が開通されていて、岡山県倉敷の本土へつながり、”大鳴門橋”は淡路島へつながり、その先の明石海峡大橋で兵庫県神戸市にアクセスすることも可能です。
今回はその四国にある丸亀城の丸亀で時間つぶしの観光の旅に出かけ、ランチをするのにいいお店もたくさんあるのでおすすめのお店を紹介していきます。
もちろん石垣で有名な丸亀城も巡っていきたいと思っています。
ぜひ最後までこのブログにお立ち寄り下さいませ。
丸亀で時間つぶしの観光 丸亀城跡の石垣復興工事による再発見!
2018年7月に各地に被害をもたらした西日本豪雨の影響で、丸亀城の三ノ丸の石垣が崩落してしまいました。
高さ40mの石垣が崩落したところを市は復旧工事にかかり、予定では4年で完了と計画していましたが、手前にあった帯曲輪が中段まであり、その上に三ノ丸の石垣が積まれていて、その肉眼で見えるの石垣が17mといわれていました。
しかし実際に復旧工事が始まり、掘削をし根切や砂利、石垣を外していくと、三ノ丸の石垣が帯曲輪で補強されている地中にもしっかり積まれていたことが発見されました。
これは、学会でも新たな発見でもあり、地方だけではなく全国ネットでのニュースでも取り上げられて、17mと測定されていた三ノ丸の石垣の総高は大阪城の32mに続き、2位の伊賀上野城の総高30mを抜いて、31mと確認されの2位になったことは、お城好きにはたまらない情報でもあり、この歴史の遺構の状況を丸亀市は工程段階も見学できるようにしています。
このことで歴史的名城の統計が変わったことと、復旧工事に約3年の2027年に延びて、さらに復旧工事費用が当初より19億円増えて、総額52億5千万円になったのも事実です。
この追加金は国の補助金で賄われることになっています。
これを機に四国で遊ぶところの大人の城めぐりにぜひ丸亀城に行ってみて、この歴史的大発見に立ち会ってみましょう。
丸亀で時間つぶしの観光には石垣がおすすめ「丸亀城の簡単歴史」
丸亀を時間つぶしに丸亀城跡を観光に来て、丸亀駅を出るとびっくり!
そこには亀山のシンボル”亀山城”の石垣がいきなり目に飛び込んできます。
あまりにも壮大な亀山城の石垣群にやや小ぶりの現存天守閣が頂上に建ちます。
戦国末期ですが、生駒親正(いくまちかまさ)氏が讃岐国(さぬきのくに)を所領され、まず高松城を築城して、その後支城としてこの亀山城を築きました。
そもそもこの亀山は遡(さかのぼ)ると室町時代の南北朝時代に後醍醐天皇(ごだいごてんのう)との争いの中、足利尊氏(あしかがたかうじ)公に属した細川頼之(ほそかわよりゆき)氏がいました。
その細川氏の重臣だった奈良元安(ならもとやす)氏が、この亀山に砦を造ったことが起点となっています。
その後戦国の世で豊臣秀吉(とよとみひでよし)公の四国征伐によって四国は平定されて、この地は生駒氏が治めるようになります。
丸亀城の大手門から本丸までは渦巻き状になっており、「過郭式(かかくしき)」と呼ばれた縄張りになっていました。
しかし江戸時代の1615年に、一国一城令(いっこくいちじょうれい)が発布されて、讃岐国は高松城があったので、丸亀城は廃城となるのですが、時の藩主生駒正俊(いこままさとし)氏は樹木で丸亀城の周りを隠させ、立ち入りを制限させました。
これにより丸亀城は取り壊しを逃れるための目隠しをし、江戸幕府の難問をかわしました。
しかし生駒氏はその樹木の事も含めお家騒動がおきて、丸亀藩を簡易され、代わって入った山崎氏の時に瀬戸内にもキリシタンの反乱がおこる懸念がありました。
そのことで江戸幕府より山崎氏に300貫の銀が与えられて、残っていた丸亀城の石垣や櫓を強固に改修をさせています。
その後に京極高和(きょうごくたかかず)氏がこの讃岐国(さぬきのくに)を幕末まで治めていきました。
その際に丸亀城を高和氏は江戸幕府に許可を申請して、さらに大改修をし、今の御三階櫓天守(複合式層塔型3重3階)を完成させ、今に残る壮大な石垣もこの時に形が出来上がったといわれます。
壮大で威厳を伝える丸亀城の4層に組み上げられた石垣は、なんと総高60mでその壮大で圧倒される石垣の一番上に三重櫓の現存天守が今も残り市民のシンボルになっています。
そしてこの丸亀城では、「城泊」が1泊お1人最大60万円という破格で泊まることができます。
その城泊は、城内の三ノ丸にある延寿閣別館で、現在の東京都港区の丸亀藩の江戸屋敷にあった建物が、1933年にこの丸亀城に移築されて、貴賓室(きひんしつ)として使用されていました。
その格式ある木造平屋建てを丸亀市は、およそ2億円かけて耐震補強工事などを施しました。
丸亀城城泊には、まずチェックインすると専属のガイドが付き、貸し切りの天守閣で、お城や京極家の歴史について説明を受けます。
その後京極家の家紋の入った器で、丸亀ならではの食材にこだわった料理を堪能していただけます。
そして現存天守をナイトラウンジとして活用していただき、夜景を楽しむ事も出来るようになっているとのこと。
丸亀城城泊ホームページからご予約可能になっています。
こんな夢のような城泊をぜひ体験して、お殿様気分になってみてはいかがでしょうか。
丸亀城へ瀬戸内海より観光 丸亀城に残る逸話
丸亀市にある丸亀城は壮大かつ見事なまでの石垣です。
その丸亀城の石垣築城に関して、悲しい逸話が残っています。
一つは豆腐売り職人がしとしと雨が降る日にここの丸亀城の建設がすすめられている近くを通りかかると、突然捉えられて用意されていた穴へそのまま生き埋めにされて人柱にされたといいます。
なんでも石垣の工事が難航していたため、人柱を立てたということですが、人柱にされた当人はこの世に未練が残り死んでいきますよね。
それ以来雨が降る夜には「豆腐~、豆腐~。」という声がどこからともなく、いや、石垣の方から聴こえてくるという。
もう一つ丸亀城にまつわる逸話があって、”羽坂重三郎(はさかじゅうざぶろう)”といういつも上半身裸で”裸の重三郎”とよばれていた職人で、丸亀城石垣の築城にまじめに取り組む職人だったといわれています。
石垣の完成に喜ぶ城の役人たちにお殿様が歓喜にはやり、”この石垣を飛び越えるものは、空高く飛ぶ鳥しかあるまい”と褒めたたえるとと、重三郎は”私めなれば、尺ほどの鉄の棒があれば登れますでしょう”と会話があったようですが、その後重三郎はつくられた尺の鉄棒を使い、石垣をよじ登って見せてしまいました。
これを見たお殿様は、この者が敵に通じた時に危ういと感じ、二ノ丸につくられていた井戸の調査を重三郎に命じて、井戸に入ったときを狙い、家臣に命じ生き埋めにさせてしまいました。
現在もその逸話の残る二ノ丸の井戸は遺構として残り、日本一深い約65mあるといわれている井戸で、そこにある案内板が伝説を語り継ぎます。
こうした二つの逸話が残る丸亀城ロマンにも触れてみて下さい。
丸亀で時間つぶしの観光!ランチをするならどこがいい?おすすめなお店紹介
丸亀のお城観光しながら立ち寄るのにおすすめなお店紹介です。
いいお店がたくさんあって全部紹介しきれません!
勝手気ままに厳選したところをご紹介していきますから、ぜひご参考にして下さいませ。
丸亀市でランチを食べ歩き! ステーキハウス千萬 丸亀店
丸亀は古くからの伝統でうちわ造りの産地になっていて日本の生産第一位の市です。
そんな丸亀市内にある寄ってみたい美味しいお店からご紹介していきます。
まず丸亀城跡周辺の食べ歩きの最初を飾るのは、ここステーキハウス千萬です。
本格的ステーキレストランで、シェフが席の目の前にある鉄板で料理を焼いてくれ、盛り付けもしてくれます。
ステーキを焼く際、頃相にワインをふりかければ勢い良く炎があがると、さらに食欲が湧きあがります。
お昼だけのおまかせコースは3メニューあり、スペシャルランチコース:スープ・シェフおすすめの魚料理・上選千萬ヘレステーキとパンORライス デザート、コーヒー¥5500ー。
その他LAコースはスープにヘレステーキとパンORライス デザート、コーヒー¥3080円。
LCコースはスープに上選千萬ヘレステーキとパンORライス デザート、コーヒー¥4400円。
他ランチにかかわらず鉄板焼きステーキコースなど贅沢なメニューもございますよ。
営業時間:11:30~15:00 17:00~21:00
☎0877234129
香川県丸亀市大手町3ー6ー1
丸亀市でランチを食べ歩き! 食彩ゆめ吉
口コミも好評なゆめ吉のランチは日替わりの料理がおすすめなお店です。
日替わりランチで、煮穴子の穴子三味定食(穴子丼と1本天婦羅)が1200円と、お昼の値段でびっくりすほどと高さではなく、焼肉定食、焼き魚定食、ゆめ吉定食、海鮮丼などが1000円でいただけます。
総席数30席で夜の部は、和食な居酒屋で2時間飲み放題男性2000円で女性1500円に刺身が自慢のゆめ吉コース3500円(税込)もありますよ。(駐車場無し)
営業時間:11:00~14:00 17:00~23:00(日曜定休)
☎0877222588
香川県丸亀市大手町3ー13ー6
丸亀市でランチを食べ歩き! Kiitos~パンケーキのお店~
民家が並ぶ佇まいにぽっつりと現れる洋風な外観のキートスは、こじんまりですが3テーブルに2席カウンターのイートインスペースでお好みのパンケーキがいただけます。
パンケーキにキウイにイチゴ、オレンジ、チョコバナナ、キャラメルナッツと5種類はほうばったらはみ出すクリームが病みつきになります。
コーヒー、紅茶と合わせて注文するとドリンクセットで50円引きです。
キウイ、パイン、イチゴのスムージーもなかなか定評あり。
テイクアウトもあります。(駐車場はありますがやや狭です)
営業時間:10:00~18:00(日、水曜定休)
☎0877896711
香川県丸亀市津森町723−3
丸亀市でランチを食べ歩き! キッチン かぷりす
看板には本日のおすすめランチが掲示され、10:30からランチタイムが始まります。
オムライストマトソースや煮込みハンバーグは絶品です。
店内は欧米風な飾りとちょっと持つのが怖くなる、おしゃれなコーヒーカップや食器が置かれた棚があって落ち着いた雰囲気で出迎えてくれます。
モーニングもあり、卵料理にクロワッサンもいただけます。
濃厚なベルギーチョコケーキや表面がパリッと焼かれたキャラメリーゼのチーズケーキでお友達と一息のお時間も。
18席でカウンターもあり。
営業時間:9:00~17:00(水曜定休)
☎09097736677
香川県丸亀市土居町2ー6ー5
丸亀市でランチを食べ歩き! 麺処 綿谷 丸亀店
行列が出来ていても回転が速く、さほど待たずにお店でうどんがいただけるお店です。
牛肉ぶっかけうどんは捨てがたいですが、私はうどんというとカレーをかけたくなるので、肉カレーうどん(牛)といなりずしでおなかを満たします。
温玉ぶっかけうどんを注文して、からりと揚げられた天ぷらをそえていただくのもまたありですから、そこは悩むところ~。
50台駐車可能なスペースがあり、席はカウンター、テーブルの130席あります。
営業時間:8:30~14:00(日曜定休)
☎0877211955
香川県丸亀市北平山町2ー6ー18
丸亀市でランチを食べ歩き! かつさと 丸亀店
ここのかつさと 丸亀店は、期待をしないでお店に入って食してみて下さい。
看板は大げさで”こだわりとんかつ”なんてうるさいほど大きいから、冷やかしで入ってみよう。
中に入ると、「かつさと」六つのこだわり
一、「肉は」新鮮で良質なやわらかい豚
一、「パン粉は」サクサク荒びき生パン粉
一、「油は」すっきりカラッと植物油
一、「ソースは」果実たっぷり手造りソース
一、「キャベツは」歯ごたえシャキシャキ新鮮キャベツ
一、「タレは」代々引き継ぐ秘伝の味
などとのうがきがかかれた語源が飾られている。
まあ食べてやるか、このとんかつランチを。
税込700円って安いけど、それなりの味だよな。
まあ一口、サクサク、何という歯ごたえ、そしてとんかつからのジューシーな味わいとタレがいいぐわいにしみてて、御飯が進む~。
という事で、ほかにもかつ丼+ランチセットに味噌かつ丼+ランチセットや親子丼、ソースかつ丼、チキンかつ丼のそれぞれランチセットが税込720円です。
がっつりいきたい方には、ランチライス大盛りプラス110円になってます。
営業時間:11:00~21:30(ランチタイム16:30まで)
☎0877436656
〒763-0033 香川県丸亀市中府町1−92−1
丸亀市でランチを食べ歩き! みきcafe
駅近くの喫茶が多い場所で、2店紹介します。
モーニングがあるうれしいカフェです。
家でもう少し早く起きて、トースト焼いて食べてくればいいのに、こういった朝早くから開店している喫茶で食べるバタートーストとコーヒーがたまらなく美味しいんですよね。
7:00~11:00までのモーニングタイムでトーストモーニングセット(税込550円)にホットサンド、焼鮭、卵焼きのそれぞれモーニングセット(税込660円)でいただけます。
そのほかにドリンク付きの軽食セットで、ミートスパゲッティセットやエビピラフセット、ドライカレーセットなどなどが税込935円とそろってます。
店内はこじんまりとしていますが、すっきりと整っていて、朝早くからの観光に丸亀駅からも近いので立ち寄りしやすいです。
営業時間:7:00~16:00(日曜8:00~15:00 月曜8:30~15:00営業)
☎0877858177
〒763-0024 香川県丸亀市塩飽町19−5
丸亀市でランチを食べ歩き! cafe Kiara
中2階のガラス張りの造りで、道路を走る車を少し高いとこから窓際から見えます。
カウンターと2人用テーブルが5つに、4人用テーブルはソファーになってるので、商談の打ち合わせに座談会形式で使われるようなイメージを持つのは私だけかな。
こちらにもコーヒー付きのモーニングセットは8:30~12:00まで(なんと税込500円)
その他平日限定の日替わりランチのご飯ものに飲み物もついて800円は、毎日15食までです。
デザートにコーヒーゼリーや今日のケーキ、黒ごまプリンなどが500円でいただけるリーズナブルな喫茶レストランです。
営業時間:8:30~16:30(土、日曜定休)
☎0877225720
〒763-0024 香川県丸亀市塩飽町11−1
丸亀城跡へアクセス
〇公共交通機関(電車)
・JR新大阪駅(東海道・山陽本線):のぞみ博多行き~JR岡山駅
・JR岡山駅(土佐線特急・瀬戸大橋線)~JR丸亀駅:約2時間10分
・徒歩:JR丸亀駅より出入り口1の県道204号線側へ出る(丸亀市観光案内所あり)。
駅のホームを出ると壮大な丸亀城の石垣の石群が見え、約15分で到着します。
〇マイカー
・池田料金所:阪神高速11号池田線~阪神高速1号環状線~阪神高速16号大阪港線~阿波座JCT(阪神高速3号神戸線)~阪神高速芦屋集約料金所~京橋PA~湊川JCT~須磨料金所~第二神明道路~垂水PA~名谷JCT~名谷PA~垂水JCT~垂水第三料金所~神戸淡路鳴門自動車道~明石海峡大橋~淡路SA~室津PA~緑パーキングエリア~淡路南PA~大鳴門橋~小鳴門橋~鳴門本線料金所~鳴門JCT~高松自動車道~鳴門西PA~津田の松原SA~坂出JCT~瀬戸中央自動車道~坂出料金所~国道319号(坂出丸亀バイパス)~丸亀詫間豊浜線(県道21号線)へ右折~大手二の門へ到着:約220km
*お出かけの際、ETCカードの差し忘れがないことをご確認ください
〇丸亀城駐車場(市民ひろば駐車場)
15台ほどしか駐車できませんので、お早目のお出かけやあるいは電車やバスのご利用をおすすめします。
営業時間:8:30~17:00
☎0877357215
香川県丸亀市大手町二丁目4ー21 香川県丸亀市役所
丸亀で時間つぶしの観光!丸亀城へ瀬戸内海へとランチ あとがき
四国は、お遍路八十八ヵ所めぐりのお寺の聖地でもありますが、しっかりお城もあって現在は電車やバスがしっかり通って、交通に便利な土地になっていますが、サイクリングで周るのもまたいいなあと思います。
今回はお城観光として、四国のお城の丸亀城のあれこれをご紹介させていただきました。
もっと時間があれば、まだほかにも四国にはいいお城がありますので、よろしかったら下にリンクを貼っておきますので、こちらのブログも読んでみて下さい。
では今回も最後までお立会い頂き、ありがとうございました。
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