山口県といえばここ岩国市ですよね。
観光スポットの名所で、錦帯橋(きんたいきょう)に岩国城跡やそれに吉香公園(きっこうこうえん)は、戦国武将の吉川元春(きっかわもとはる)氏の三男吉川広家(きっかわひろいえ)氏ゆかりの地です。
何といってもこの観光地といえばやはり、錦帯橋は何がすごいって、とにかくすごい!
おいでませ山口へのパワースポットの一つにふさわしい名所です。
NHK放送の「ブラタモリ」でも2023.10.28に”美の極み 錦帯橋には世界唯一の美しさがある”と題して放送されています。
そんな岩国駅周辺の暇つぶしも含めて、山口県岩国市の錦帯橋に岩国城跡やそれに吉香公園と、吉川広家氏ゆかりの地も観光しながら、錦帯橋は何がすごいのかを巡って行きましょう。
そして錦帯橋周辺の食べ歩き情報も含めてお届けします。
今回も私のブログにお立ち寄りしていただきありがとうございます。
ぜひ最後まで読んでいってくれればうれしいです。
錦帯橋を食べ歩き練り歩き
錦帯橋を食べ歩き 佐々木屋小次郎商店
女子はもちろん、甘~いスイーツ好きの親父も、おっかさんもこの3年連続3つ星店”佐々木屋小次郎商店”の構えをみたら、パフェ的なソフトクリームを買って食べずにはいられないでしょう。
レパートリーが多用のスイーツに、食べ歩きにいい、牛のステーキ串(700円)やみたらし団子(150円)に男爵コロッケ(200円)などなどもスイーツ以外にもあって、ここを素通りするのはまかりならず。
営業時間:9:00~17:00
☎0827413741
〒741-0081 山口県岩国市横山2ー5ー32
錦帯橋を食べ歩き 錦帯橋カフェわたぼうし
カフェわたぼうしの献立は、家族の健康を願う気持ちで、心を込めて、手造りしています。
の記載されたメニューのごはんランチ(税別1180円)は煮もの、和えもの、サラダ、揚げものなどバランスのいい組み合わせで、おとくなドリンクセットで頂くのが良いです。
また、お持ち帰りのメニューでサンドイッチのカツサンド(830円)かミックスサンド(700円)を買って、観光途中の吉香公園のベンチで一服はどうでしょう。
営業時間:10:00~15:00(土、日曜は16時まで営業)
☎0827435252
〒741-0081 山口県岩国市横山2ー6ー335
錦帯橋を食べ歩き 錦帯橋DINING 桜 SAKURA
広いレストランで100名様が食事ができるスペースがある、岩国国際観光ホテル2階で営業しています。
朝食に訪れるとバイキング形式で、お好きな食べ物を召し上がって頂けて、ランチタイムには税込1800円で岩国寿司膳(岩国寿司、旬の前菜、大平、お吸い物)や煮付け御膳(旬魚の煮付け、小鉢、煮物、蒸し物、御飯、吸い物、香の物):税込2800円
それと天婦羅御膳(天婦羅盛り、小鉢、煮物、蒸し物、御飯、吸い物、香の物):税込2300円などのお昼ならではのこのお値段で頂けるメニューがあります。
営業時間:11:00~14:30(水曜定休)
☎0827431111
〒741-0062 山口県岩国市岩国1ー1ー7 国際観光ホテル 2F
錦帯橋を食べ歩き 光風堂
光風堂(こうふうどう)の手前は雑貨屋になっていて、置きものや焼き物に木細工などがあります。
肝心のランチにのおすすめは、コーヒーゼリー付きの薬膳カレー(1430円)は体に良く、食してお腹も満たされて二重丸です。
サンドにはソフトクリーム付きの、厚切りベーコンやチーズ&ウインナー,ベジタブル(1430円)もランチタイムにありです。
モーニングセットやスイートセットなどもあるので、コーヒーと一緒にどうぞ。
営業時間:10:00~16:00(水曜定休)
☎0827412100
〒741-0081 山口県岩国市横山2ー4ー26
錦帯橋を食べ歩き 長州屋 錦帯橋店
麺がぱりぱりに焼かれた錦帯橋名物の瓦焼きそばは、ある意味神秘な味と感じているのは、私だけでしょうか。
ちょっと違うかもしれませんが、長崎ちゃんぽんの汁がなじむ前の麺のカリカリ感を楽しむそばといった感じ、わかりますか?
とにもかくにも吉香公園の観光には立ち寄ってみて下さい。
デザートや食べ歩きに、愛嬌のある”白へびソフト”も別腹にいいですよ。
お土産に瓦そばのテイクアウトもあります。
営業時間:11:00~15:00(土、日は10:00~16:00営業)
☎0827280039
〒741-0081 山口県岩国市横山2ー2ー3
錦帯橋を食べ歩き 岩国四川飯店
錦帯橋温泉 岩国国際観光ホテル内にある四川料理店です。
かにチャーハンに五目スープそばも海鮮あんかけ焼きそばもシャキシャキしていておいしい。
選べるランチセット(1500円)は四川麻婆豆腐,小エビのチリソース煮込み,白身魚の甘酢ソースかけの3種があって、スープ,サラダ,御飯or白粥,香の物,デザート二種,デミコーヒー付きです。
北京ダックも予約して、10名様分の注文もあります。
営業時間:11:00~13:30 17:00~20:30(火曜定休)
☎0827431111
〒741-0062 山口県岩国市岩国1ー1ー7 国際観光ホテル
錦帯橋は何がすごいか見どころを探求!岩国の名勝錦帯橋の歴史
錦帯橋は何がすごいのか!?歴史のエピソードをたどる
今でこそ錦帯橋は観光の名勝となり、毎年たくさんの観光客が来る日本三名橋(にほんさんめいきょう)と詠われるほどになったことも錦帯橋は何がすごいかの一つですが、そこに至るまでの何度となく苦難の連続があったと伝わります。
天下分け目の”関ケ原の戦い”で、西軍の石田三成(いしだみつなり)軍に就いた毛利家の重臣吉川氏も敗北の庄となり、出雲国(いずものくに)14万石から3万石に減俸されて岩国へ移封となりました。
徳川家康(とくがわいえやす)公による天下統一がされた江戸時代においても、まだ当時はいつ戦があるかわからない緊張感の残る時期で、岩国城には複合式望楼型4重6階天守が横山の山頂に築城かれました。
そして、天然の要害をなす錦川(にしきがわ)に城と城下町を結ぶ橋が架けられますが、何度となく暴れ川の氾濫により橋は流されてしまっていました。
この暴れ川の錦川を制するのにそれから試行錯誤が続きます。
まずは橋脚がない橋にすることで、流されてしまわない橋になるというアイディアを生かし、大工の児玉九郎右衛門(こだまくろうえもん)氏に甲州へ派遣を命じて、流されない橋の模索に着手していきました。
石垣を積み猿橋を組むにしても、約200mもある錦川には跳ね橋も同様に困難がありました。
ある日こと三代目領主の吉川広嘉(きっかわひろよし)氏が、かき餅を焼くと弓なりに反る具合を見ると反った橋をいくつにも分けて橋を架けることのヒントになりました。
こうして扇子を開いたアーチ形に反った5連の橋が架けられました。
しかし出来上がったのも束の間で、1674年の洪水二よって石積が壊れ、木橋も流されてしまいます。
このことを踏まえ、さらに強固な石垣を積み直し、修復は毎年個々に続けていったものが昭和期の約250年を超えて、錦帯橋を持ちこたえさせて残っていきました。
これもひとえに人と人との情熱と、日本人の技術が折り重なった歴史的文化の象徴であり、錦帯橋は偉い!ではなく、錦帯橋は何がすごいといえばその人と人とのつながりと、厚い情熱で出来た橋ということですね。
錦帯橋何がすごい!錦帯橋の悲しい歴史の人柱伝説
ようやく試行錯誤の結果出来上がったアーチ形、当時江戸時期にはそんな言葉は使われなかったでしょうから、弓矢型の山なりの橋がようやく完成して、今度こそ絶対に流されない橋とお殿様も自信満々だったのもつかの間の事でした。
その翌年5月の梅雨の長雨が降り続き、暴れ川の錦川はまたしても洪水による氾濫を生じ、流されない橋と信じていたお殿様しかり、人々が心配して見守る中、橋のかかった橋台が崩れてしまい、中央の橋から濁流へと流されてしまい、その姿を目の当たりにした誰もが口を閉ざしました。
それからあるものが口を開き、「もう人柱を立てるしかなかろう。人柱を立てて、神様の怒りを鎮めるよう神仏に捧げるしかない。」といいました。
しかし、誰もが喜んでこの命を捧げようものでしょう。
そして意を消して他のものが声を上げました。
「横つぎのあたっている袴を履いているものを人柱に立てるのはいかがか。」
しかし、周りを見てもそんな横つぎのあたっている袴を履いているものなど、、、!?
一人だけ居たのは、それは言い出した当の男でした。
その日家に帰ると、その男には一人の愛娘がおり、娘に何度も造った橋が川の氾濫によって流されてしまい、これ以上お殿様も心痛めているから、自分が人柱となって人々のためになると伝えると、娘は猛反対をしました。
その後自分が父親の身代わりになるかのように錦川に身を投げ、その身柄を無駄にしまいと娘の亡骸を人柱として、橋台に埋められたという。
その後橋は無事に完成して、長い間災害にも屈せず人々のための橋が担われていき続けました。
それからは錦川の石の裏には、人の形をしている塊が見られることがあり、それは石人形と呼ばれ、人柱となった娘が石人形に形を変えたのだと今も云い伝わります。
こんな悲しい逸話が残る錦帯橋の伝歴史ですが、ここにも人々が命をかけた想いが込められていて、どんな事にも流されない橋を架けることへの情熱がそんな逸話を生み出したんだと思います。
錦帯橋は何がすごいのか!めざせユネスコ世界遺産
「錦帯橋は釘が1本も使われていない木造橋」とよく耳にしていて、高校生の時修学旅行で萩、広島に観光に行った時も、釘を1本も使われていないエピソードをバスガイドさんに聞かされたのを覚えています。
若い時分でしたので、ただ言われるままにそうなんだ、釘が1本も、ほおえ~という感じでした。
しかし実際には、それは錦帯橋は釘も使われていない橋というのは、江戸時代の風潮のいわゆる武勇伝であるのだと、ここに知りました。
絶対に流されない橋造りを手掛けた当時の職人さん達の技術や、吉川家の魂がそこに集約されていたのでしょう。
簡単に解釈すると”自慢”ですね。
こんなすげー橋がここにはあるんだぞ!という武勇伝でしょう。
とはいうものの先駆者の匠たちの技術は、錦帯橋式アーチ形構造を織りなした、斜めに模られた平均木をうまく重ね合わせていき笠木、梁、棟木などをほぞや切込みを入れて造られた見えない技術がもちろんあります。
当時の錦帯橋を復元されている、現在の見事な芸術のような橋げたの裏側を下から見上げれば、橋杭と梁桁ところには鎹(かすがい)がしっかり打たれています。
そうなんです、錦帯橋は1950(昭和25)年にキジア台風の際、錦川も洪水もあり、橋は崩壊し流れてしまっています。
しかし昭和28年に木製で復興され、近年ですが、50年ぶりに橋体部分の架け替え工事が、約26億円をかけて行われました。
その工事の際には、橋げたの石積みの外観はそのまま残して、内側にはコンクリートが打ち込まれて補強がしっかりされています。
されに2005(平成)年には、台風14号の影響で一部が崩壊しましたが、さらに4000万円かけて復旧工事が行われています。
こうした歴史の中、錦帯橋は岩国城下町と共に山口県岩国市の重要文化的景観に指定されています。
そして現在ユネスコ世界遺産もめざし、2018年2月より「錦帯橋~世界遺産をめざして~」の活動が始まり、山口県と岩国市が合同で、この活動が現在進んでいます。
船の舳先のような形で造られた橋の裏側には江戸時代から受け継がれた、日本人の技術が詰まっています。
再度記載しますが、昭和25年のキジア台風の大洪水で、残念ながら約250年もの間頑丈に色々な災害に持ちこたえた橋が、崩壊してしまい再建にあたる際も、当時の人たちがこの木造技術を残そうと、コンクリートの橋の計画もありましたが、木製橋の再建を国や県に促して実行に至ったといわれています。
ぜひ岩国に行かれたら、錦帯橋を渡った後に橋の裏側を橋の下から圧巻の技術を見て頂きたいです。
そして”目に見えない価値”と世界遺産委員会の注目を浴びることに期待したいですね。
錦帯橋は何がすごい 錦帯橋ライトアップ
錦帯橋の何がすごいといえば、ほぼ1年通して橋をライトアップしていることもすごいことのひとつですね。
季節的な自然災害(台風、大雪など)を考慮しても例年桜の満開時期の3月下旬から6月1日までを春時期のライトアップがされます。
夜桜とライトアップされる幻想的な錦帯橋をぜひお見逃しなく。
そして、夏シーズンには約400年前から行われている「錦帯橋のう飼」が、鮎も解禁に伴い6月1日から9月上旬までとり行われます。
鵜飼遊覧の乗船もこの時期は10隻ほどでますので、優雅に夏の風物を乗船で、お弁当で食事もしながら鵜飼と夜の錦帯橋を楽しむことができます。
運行時間:19:00~21:00(2時間コース)*天候による運航中止もあり
料金:大人(中学生以上)3000円 小人(3歳から小学生)1500円 *食事は別途料金
その他浴衣レンタルをして乗船する、お得なプランもあります。
その夏時期からの錦帯橋ライトアップは、例年8月上旬より1月中旬まで実施されます。
錦帯橋ライトアップと鵜飼とのコラボレーションの期間もありますので、ここは行くならぜひ外さずに行きたいもの。
そしてこの2期のライトアップには、秋の紅葉シーズンと冬の雪景色も見られます。
ライトアップは日没より22時まで点灯されて、フルカラーライトアップのカラーリングは黄金色~緑色~水色~白色~桜色と配色を変えた演出がされて最後の21時から22時までの1時間は黄金色で締める幻想的な時間が繰り広げられます。
カップルは夜のデートに、またご家族や友達同士で夜のライトアップされた錦帯橋を楽しむことができます。
錦帯橋は何がすごい 現在の大橋にも通ずる錦帯橋の建築
江戸初期の錦帯橋の建築は、今や鉄筋構造の建築で、これまでの建築の経験や、近代のコンピューターシステムを屈指したマシーンを導入した技術で、大橋は造られています。
私の勤務している東京都大田区の流通センターに通う際に、浜松町からモノレールに乗り換えて会社に向かうときに、必ずモノレールの窓から見えるのがお台場のレインボーブリッジです。
そのレインボーブリッジを見ていると感じる、臨海に渡される大橋には、錦帯橋の建築技術が礎となり、その技術が生かされているのだと感じます。
橋の横に、ジグザグに補強されたトラス構造の補強に、アーチの下方には補強の棟木や桁に梁などは、現在のプレカット工法に技術が進化されていったんだと感じさせられます。
現在の大橋は、錦帯橋のような木造構造ではないので、急なアーチ形ではなくなっていて、車の通行にも速やかに行き来できるゆるやかな高低差になっています。
しかしながらこの錦帯橋の景観のアーチ形は、当時の技術を屈指したまさにどんな事にも流されない橋を架けることの情熱が詰め込まれた架け橋だったんだと思います。
岩国駅周辺を暇つぶししたら岩国城へもアクセス
岩国駅周辺を暇つぶし JR西岩国駅舎
万葉集にも岩国は、「周防(すおう)なる 盤国山を越えん日は たむけよくせよ荒しその道」と詠まれた詩が残ります。
そんな説明板がされたJR西岩国駅は、大正後期から昭和初期に造られたレトロ感がある洋風建築となっていて、木製の改札口や待合室のシャンデリアなどが、当時の面影を残した駅です。
鉄道マニアじゃなくてもこの駅舎は、ふと長居してしまう場所ではないでしょうか。
駅の出入り口には木炭自動車も飾られています。
長時間でなければ、駅前に車の駐車はいいみたいなので、覗いていくことも可能ですよ。
岩国駅周辺を暇つぶし 吉香公園
錦帯橋を無事渡ると、旧岩国藩家老の吉川氏屋敷跡があり、その反対側には周防国3代目領主吉川広嘉氏の銅像が迎えてくれます。
先にお伝えしたように江戸期の岩国城の政(まつりごと)を司るにあたって、城下との行き来するための暴れ川と呼ばれた錦川に、流されない橋を造るために心砕いた名主でした。
その先の公園入口に山口県立岩國中學校 岩国高等学校 跡地碑がたてられています。
敷地の右隅には岩国高校記念館(旧制岩国中学武道場)として明治13年に岩国女学校として創建されて、明治34年に今の場所に移設されたといわれています。
木造の建物からは、今にも「起立、気をつけ、礼」という声が聞こえてきそうな趣があります。
中央には憩いの場の吉香公園(きっこうこうえん)があって、石垣が積まれた所から噴水がでていて、天気の良い日には元気な子供たちが裸足になって、池の上を楽しそうに遊べる徒歩池があります。
鵜飼の飼育施設を過ぎると、江戸中期の中級武家屋敷の「旧目加田家(きゅうめかたけ)」の木造建屋が保存されており、約250年前の姿を残し、当時の中級武家のくらしのにおいが感じられる場所になっています。
国の重要文化財に指定されている旧目加田家(きゅうめかたけ)は無料で拝観もできるようになっています。
拝観時間:9:30~16:30(月曜定休)
岩国城ロープウェイ山麓駅の手前には、”岩国シロヘビの館”があります。
入館料が大人200円かかりますが、白へびや金色のへびを見るといい運がめぐるともいわれていますので、立ち寄ってみて下さい。
駐車場をはさんで西岩国駅のようにここにもさりげなく、木炭自動車が展示されています。
戦時のガソリンが不足していた時期に改良されて木炭を燃料にした車です。
岩国駅周辺を暇つぶし 岩国城天守台跡
さあ、岩国城天守に向かいましょう。
岩国城ロープウェイ山麓駅があって、ここから山頂と約10分おきにロープウェイが巡回してきており、3分で頂上へ到着できます。
料金の事を説明すると、錦帯橋と岩国城ロープウェイ(往復)に岩国城天守のセットチケットだとここに購入するより200円ほどお安くなります。
私は、セットで購入はしましたが、秋という事もありましたので、行きは吉川墓所を拝観しつつ紅葉公園をめぐって秋の紅葉と、永興寺や洞泉寺に六角亭を拝観しながら、そのあと岩国城までの登城道を歩いていきました。
山頂に着くと、城山からくり時計が時を刻んでおり、山頂から見る岩国のパノラマは、意味もなくスマホショットを色々な角度からしてしまいます。
先へ進むと大手門跡に二ノ丸跡にいよいよ天守台跡に到着です。
現在の岩国城は1962年にRC造で復興された天守になっています。
内部は、有料で拝観できるようになっており、甲冑や刀や書状などが見れます。
最上階の展望デッキからの景色は最高ですよ~。
少し横道それますが、この岩国城も明治維新まで存在していましたが、廃藩置県によりいらざる城の対象となり、残念ながら廃城とされました。
現在築城されいる天守は、本来の位置より30m南の位置にされ、麓から見ると見栄えのいい位置にされたといわれています。
発掘された天守台が天守台跡として石垣が残っており、城好きな方は、奥の空堀跡と北ノ丸跡それと、復興された天守の近くには、大釣井跡(井戸跡)が残り、そこは戦の時の脱出経路が施されたというお話が、掲示板に載っていますから井戸もぜひ見て目に焼き付けていって下さい。
ロープウエイで山麓に降りたらまだ観光は残っていて、国の重要文化財の吉香神社の本殿は人も少なく落ち着く神社で、6月なら吉香花菖蒲園に城山花菖蒲園ともに入園料金は無料ですから拝観していくのがベストです。
そして最後にここが出身地といわれている”剣豪佐々木小次郎の像”を見たら、再度錦帯橋を渡って観光の想い出の完成といたしましょう。
その他「岩国徴古館」や「酒井酒造美術館・五橋文庫」それとJR川西駅の方には、岩国が生んだ女流作家の「宇野千代(うのちよ)さんの生家」の明治の建造が、ほぼ当時のままに昭和49年に修復されていて、駐車場も完備されていて拝観しやすくなっています。
1泊2日でお近くの場所に宿をとっていたら、食べ残しなく回ってから帰路にして下さい。
錦帯橋へアクセス
〇公共交通機関(電車)
・新大阪駅~新神戸駅~姫路駅~岡山駅~倉敷駅~福山駅~新尾道~三原~東広島~広島駅~新岩国駅(JR山陽新幹線)
・(新岩国駅出入口より新停車場線からバスを利用)室の木・岩国駅行で8つ目の錦帯橋で降りてすぐです。
〇マイカー
・歌島豊里線~信号新高1右折~国道176号線~新三国橋(神崎川)~日出町信号左折~府道152号線~信号庄本を右折~府道10号線~豊中南料金所より阪神高速11号池田線へのる
・豊中南料金所~蛍池JCT~国道176号~中国池田料金所(中国自動車道)~西宮名塩SA~西宮山口JCT~神戸JCT(山陽自動車道)
・神戸JCT(山陽自動車道)~淡河PA~三木JCT~平井トンネル~三木SA~権現湖PA~志方東トンネル~志方西トンネル~増位山トンネル~広峰山トンネル~書写山第2トンネル~白鳥PA~龍野西SA~播磨JCT~相生トンネル~尼子山トンネル~高山トンネル~福石PA~関谷トンネル~福富トンネル~熊山トンネル~勢力トンネル~瀬戸PA~塩納トンネル~龍王山トンネル~馬屋トンネル~牟佐トンネル~宗谷山トンネル~笠井山トンネル~吉備SA~名越山トンネル~鼓山トンネル~岡山JCT~二子トンネル~倉敷JCT~水江トンネル~道口PA~阿坂トンネル~篠坂PA~郷分トンネル~山手トンネル~福山SA~赤坂トンネル~神村トンネル~美ノ郷トンネル~尾道JCT~大羽谷トンネル~八幡PA~高坂PA~本郷トンネル~日山地トンネル~竹原トンネル~入野トンネル~小谷SA~高屋JCT~西条トンネル~八本松トンネル~奥屋PA~志和トンネル~安芸トンネル~武田山トンネル~沼田PA~広島JCT~石内トンネル~五日市トンネル~宮島SA~玖波第二トンネル~御園トンネル~小瀬トンネル~関戸トンネル~岩国料金所で高速降りる
・岩国IC信号左に進み県道1号線を進む~岩国大竹線~御庄大橋(錦川)~メナード化粧店右側の交差点を114号線へ左折~錦帯橋いざない街道を錦川に沿って進めば錦帯橋と吉香公園地点に到着
◎東京国際空港(羽田空港)~岩国錦帯橋空港まで約1時間40分でのフライト方法もございます。
*お出かけの際、ETCカードの差し忘れがないことをご確認ください
錦帯橋 駐車場
〇ロープウェー前駐車場(無料)
駐車時間:7:00~20:00(収納台数:58台)
☎0827295116
〒741-0081 山口県岩国市横山2ー6ー51
〇上河原横山河川敷駐車場
駐車料金:平日無料 *土、日、祝日は1日300円(桜のシーズンも300円)
駐車時間:8:30~17:00(収納台数130台)
〒741-0081 山口県岩国市横山2丁目
〇下河原横山河川敷駐車場
駐車料金:平日無料 *土、日、祝日は1日300円(桜のシーズンも300円)
駐車時間:8:30~17:00(収納台数300台)
〒741-0062 山口県岩国市岩国1ー5
*混雑時期は吉香公園の横の臨時駐車場(収容台数70台)も開場される場合もあります。
錦帯橋を食べ歩き!錦帯橋は何がすごい! あとがき
日帰りでは、とても全部観光しきれない岩国市錦帯橋からの岩国城や城下町ですが、ここもやはりまたいつか行きたい場所の一つですね。
サイクリングにはお金を稼いで時間が取れれば、本当に宮島から厳島神社にも行きたいですし、広島城に原爆ドームとないものねだりしてしまう自分ですが、みなさんの観光の参考になりましたでしょうか。
しかし何といっても、この苦難の歴史の自然と暴れ川に向き合っていった、錦帯橋をこのブログの作成で改めて再認識して、錦帯橋にまた行きたいと強く思いました。
すばらしい時代の日本の技術を、また見に行きたいです。
では次のブログも最後までお立ち寄りして頂けたら嬉しいです。
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