篠山川(ささやまがわ)が流れるところを、それを沿うように篠山山南線が通るには2カ所の桜名所のポイントの、野間桜並木と車が通れる桜のトンネルがあります。
山間に開けた平野に一つの城が造られます。
そこは、丹波篠山(たんばささやま)の見晴らしがいい立地の良い場所に、その城は、徳川家康公の天下の号令によって築城されます。
その天下普請で築城された篠山城の遺構がかなりしっかりと残っています。
そんな丹波篠山城の中身やその歴史を記していき、その他丹波篠山城の近辺の観光におすすめな場所を紹介します。
その丹波篠山の城下町にあるお店でランチな食べ歩きを紹介します。
大きく城下の町並みは、重要伝統建造物群保存地区が指定されており、当時の面影が現在に残されている地域にもなっており、その「重伝建」の食べ歩きのランチや観光におすすめを訪ねていきます。
今回も最後まで私のブログにお立会いしてください。
丹波篠山の城下町をグルメに食べ歩き!徳川家康の天下普請で築城された篠山城の周辺を食べ歩こう!
せっかくですから、丹波篠山に来たら重要伝統建造物群保存地区の町並みも歩いて、地域ならではの美味しいものをランチなど食べ歩きしてしまいましょう!
丹波篠山の城下町をグルメに食べ歩き!山本くん
まずは色んな番組でも紹介される丹波篠山ですが、三田村邦彦さんメインで大阪地区のご当地とお酒などを嗜みながらの”おとな旅あるき旅”でも紹介された焼きさば寿司がおいしい山本くんからです。
一度食べたらくせになる焼きさば寿司4切(1100円)は、サバデシュ(日本酒:480円)にもさばでちゅ炭酸わり(380円)どちらにも合う取り合わせ。
よく脂がのった肉厚の厚い酢飯にのった焼きさばは、お酒とよく合いエンドレスになってしまいま~す。
営業時間:11:30~16:30(水曜定休)
☎0795945988
〒669-2331 兵庫県丹波篠山市二階町1−1
丹波篠山の城下町をグルメに食べ歩き! 岩茶房丹波ことり
ここ丹波ことりは篠山城の城郭に一番近い南馬出跡のそばにあるのが、ここ岩茶房丹波ことりです。
古民家カフェになっていて、落ち着いてくつろげるお店です。
とても体にいい太古の岩茶があり香りもいい。
ランチならAセット中国粥小碗と手捏ね水餃子の粥セットで、Bセット特製豚まんセットはちょっと腹の足しに選ぶがいいです。
他にも焼き菓子や、おぜんざいセットなどもあって、くつろぐのに非常にいい。
営業時間:11:00~17:00(水,木曜定休)
☎0795565630
〒669-2334 兵庫県丹波篠山市西新町18
丹波篠山の城下町をグルメに食べ歩き!ぼたん鍋処 如月庵
ぼたんだけにイノシシが建物より、顔が飛び出した演出がされています。
店探しする時には絶対に見落とさない、見落とすわけない看板になっています。
この店に入ったらランチのおすすめは、名物”デカンショうどん”(1850円)です。
ちょっと豪勢にいくなら特上ロース肉ぼたん鍋(1人前:8900円)やミックス肉ぼたん鍋(1人前:7600円)に特上カルビぼたん鍋(1人前:6300円)も一押しの豪華メニューです。
営業時間:11:00~19:30(火曜定休)
☎0795522400
〒669-2332 兵庫県丹波篠山市北新町123 篠山観光ホテル内
丹波篠山の城下町をグルメに食べ歩き!喫茶レストランろまんてい
外はスタイリッシュで、中は変な例えですけど現在版大正風な造りになっていて、窓にカーテンが吊るされているのが、雰囲気づくりをしています。
プレートに盛られた色とりどりの丹波栗のおにぎりや、国産牛の焼肉に黒豆コロッケ謹製 黒豆の葡萄に黒豆豆腐などなど黒豆尽くしの料理が体に良さそうな、丹波篠山味覚プレート(2200円)がおすすめです。
この豪華料理の品々は単品で味わえますし、パフェやフロートなどもメニューにありますからゆっくりくつろいでいって下さい。
営業時間:10:00~16:00(土日祝日は9:30より営業;火曜定休)
☎0795526668
〒669-2332 兵庫県丹波篠山市北新町97
丹波篠山の城下町をグルメに食べ歩き!寿司店 澤藤
前から気になっていたなどや母親の誕生日に皆で訪れたにサイクリングがてら通りかかた時に立ち寄って値段が気になるも店前にメニューと値段が記されていて、安心して入れたなど、口コミも好評かなお店です。
箱鮨とはすしの原点ですと説明書きが店主の認めがあるメニューは(1320円)でいただけます。
城見盛合せ(2750円)盛合せ(1650円)などに鯖ずしなどなどうまい寿司がそろってます。
営業時間:11:00~15:00(木,金曜定休)
☎0795520188
〒669-2324 兵庫県丹波篠山市東新町15−1
丹波篠山の城下町をグルメに食べ歩き!くりの里
ちょっと一息に焼き栗をここで購入して、ベンチで栗の硬い皮をむきながら甘い栗をほうばるのもオツ。
丹波黒豆茶(100円)を飲みながらほうばるもよしですし、何なら丹波栗ソフトクリーム(400円)もあんこがたっぷり隠し味で練りこんであって程よい甘さです。
2階にイートインスペースもありますし、休憩がてらに栗大福(300円)やようかん・あんころ餅(150円)もどうですか。
営業時間:9:00~17:00
☎0795522101
〒669-2331 兵庫県丹波篠山市二階町55−2
丹波篠山の城下町をグルメに食べ歩き!大手食堂
昔ながらの大衆食堂で、一押しは牛とろろではなく牛とろ丼(1200円)です。
牛肉の上にたっぷりととろろがのっかった、食べ応えある丼ランチです。
その他にも篠山味自慢そばとろ(900円)も、篠山伝統のそばの食べ方です。
でもここ最近は、新名物猪肉とろろ丼(1400円)もおすすめメニューです。
営業時間:10:00~19:00
☎0795520660
〒669-2331 兵庫県丹波篠山市二階町55−1
丹波篠山の城下町をグルメに食べ歩き!cafe Kamotte(カモット)
丹波篠山城下にはおいしいケーキや、パフェにスフレのお店があります。
ここカモットのそのひとつで、ロゴハウス的な外装で、雰囲気づくりバッチリなお店です。
ドリンク付きのスフレセット(900円)に苺のブリュレパフェドリンクセットは(1200円)は捨てがたく、悩みます~。
ランチには、KAMOTTE ランチ(1100円)は御飯にみそ汁つき~。
ご飯の方は、こちらがおすすめです
営業時間:11:00~17:00(火,水曜定休)
☎0795520068
〒669-2323 兵庫県丹波篠山市立町91
丹波篠山の城下町をグルメに食べ歩き!丹波路ぷりん 城下町店
ここはランチと一緒にプリンも味わってください。
ランチで釜炊き 丹波黒豆ごはん膳(1400円)はいかがでしょうか。
釜炊きの黒豆ごはんを そのまま食べて、次に北海道バターをのせて食し、最期の一善は卵をかけて召し上がる、3回おいしい食べ方が楽しめます。
またイートインにもテイクアウトにもいい、黒豆プリンにカスタードプリンと白小豆プリン(450円)の3品があります。
帰りがけに旅のお土産に、甘く煮込んだ黒豆に北海道産チーズケーキを織り込んだ丹波路 黒豆チーズケーキ(3240円)もいいですよ。
営業時間:10:00~17:00(火,水曜定休)
☎09057656446
〒669-2331 兵庫県 波篠山市二階町10-2
丹波篠山の城下町をグルメに食べ歩き!洋食レストラン あんず
古民家をリノベーションしてレストラン営業しているお店です。
店内には、昭和を思い出すブリキのおもちゃや看板に雑誌などが飾られていて、昭和期の人たちには、懐かしさを感じるのではないでしょうか。
おすすめはやはりこのお店ならではの、大人様ランチしかありません。
オムライスに牛肉100%のハンバーグとエビフライにマカロニグラタン,ポテトサラダとコーヒーがついて1982円です。
追加メニューで本日のポタージュとアイスクリーム(+300円)と本日のポタージュと昔ながらのプリン(+500円)に本日のポタージュとココナッツブリュレ(+600円)がつけられます。
その他にもビーフシチューやビフテキなどメニューはたくさんあり。
営業時間:11:00~14:00 17:00~21:00(火,水曜定休)
☎0795520501
〒669-2336 兵庫県丹波篠山市魚屋町15−1
丹波篠山の城下町をグルメに食べ歩き!小田垣豆堂
平成19年に登録有形文化財に指定された建造物で、創業享保19年(1734年)の歴史ある店です。
豆類,各種加工卸小売業を営む中、こちらの古民家を令和3年にリノベーションして、江戸期の古き良き木造建築の味わいを残しつつ、カフェ・レストランの営業をされています。
見事な中庭を拝観しながら、黒豆ごはんのドリア(1300円)か季節のスープとサラダ付きのローストビーフのオープンサンドイッチ(1700円)もいいですね。
丹波篠山産牛です。
甘味処もおさえてあり、ODAKAKI モンブラン(1400円)や丹波栗のソフトクリームパフェ(1200円)、黒豆きなこのソフトクリームパフェ(1000円)などなどあります。
おちつきのある古民家カフェで、くつろぎランチはいかがでしょうか。
営業時間:11:00~17:00(木曜定休)
☎0795520011
〒669-2323 兵庫県丹波篠山市立町19
丹波篠山に徳川家康の天下普請で築城された篠山城大書院に馬出に高石垣もレジェンドを体験しよう
丹波篠山に徳川家康の天下普請で築城された篠山城を見学していこう!再建された大書院
天下人の徳川家康公より命で、この丹波篠山に天下普請の城が築城されました。
関ヶ原合戦後天下統一には、まだ大阪城に淀殿(よどどの)と豊臣秀頼(とよとみひでより)氏が大いなる壁となって潜んでいた頃でした。
徳川家康公も齢70も越えていて、いつしか豊臣対徳川との戦が必ず起ることに備えとしたものでした。
そこで大阪城や、さらには播磨国に備後国,備中国にも目を光らせられる場所の篠山に城を築かせました。
築城担当の取り仕切りには、数々の戦国の城を手掛けてきた藤堂高虎(とうどうたかとら)氏が受け持ち、あまりの堅固な城郭に天守台には天守閣は築かれることは、徳川家康公の命でやめさせた伝説があります。
その戦を意識した篠山城の見どころを深堀しましょう。
まずは平成12年に再建された大書院ですね。
まるで二条城の二ノ丸御殿を彷彿される造りですが、外観の派手さはありませんが、内部は、お殿様が寝泊まりする宿所とする場にも考えられていた建物でした。
そこには格式の高い上段之間に折り上げ天井で造られており、狩野派絵師の描いた屏風絵を障壁画として転用されています。
孔雀之間や虎之間には、数々の戦国武将の甲冑や姫君の着物が飾られています。
その他歴史的史料館ともなっており、当時の書や、篠山城の歴史などがパネルで解読できるようになっています。
篠山城大書院は明治維新後の廃城令を免れて、昭和19年まで現存していた建物でしたが、残念にも火が回り焼失してしまっています。
ですが、ようやく50年以上の歳月を経て再建を果たしました。
本丸御殿跡は、広場の敷地に部屋の間取りが、仕切られた床図面のようになっています。
また木村拓哉さんに綾瀬はるかさんが出演した、映画「レジェンド&バタフライ」の撮影現場にもされていた場所なので、そんなことも思いながら観光するのもいいですね。
営業時間:9:00~17:00(月曜定休)
入館料:大人400円 高校・大学生200円 小・中学生100円
☎0795524500
大阪城にも足を運ばれるのに参考にして頂ければこちらのブログも後で見て下さい。
丹波篠山に徳川家康の天下普請で築城された篠山城を見学していこう!二か所の馬出跡
城の護りには、捨て石覚悟で相手の軍の楯になるものが”馬出”ともいわれ、戦を意識した造りの篠山城には3カ所の馬出があり、南馬出跡と東馬出跡が残っています。
北側にあった大手馬出は今は変貌し、丹波篠山市立青山歴史村や丹波篠山デカンショ館に城下まち会館などが建っています。
さて馬出で有名なのが、武田信玄(たけだしんげん)氏の居城であった、躑躅ヶ崎館(つつぎがさきやかた)にも発掘で馬出が見つかっており、大阪城冬の陣で真田信繫(さなだのぶしげ:幸村)が造ったNHK大河ドラマにもクローズアップされた、真田丸が知られています。
実戦では、入り口を一カ所にした造りにして、さらに堀や食い違いの郭にして敵の侵入しにくい構造して、さらに土塁に土塀や杭で周りを仕切り、少ない兵の鉄砲隊を配備するだけでも、たくさんの敵を抑えることが出来たと考えられます。
攻め入りできにくくするため、ここには水堀も設けられていたのも見られます。
しかし敵の一番最初の的ですから、捨て石覚悟の護りの位置として、決死の覚悟の護り場ともいわれます。
そんな戦に備えた、鉄壁の護りの要の馬出跡の遺構が2か所ありますので、ここも押さえておきたい場所です。
そして意表を示した、藤堂高虎氏ならではの高石垣が素晴らしい遺構が、平成に修繕はされましたが残っています。
突貫で組まれた高石垣の補強のため、内堀付近には幅広い犬走が設けられているところや、石積工事の名残の石垣に刻印が所々にあるのも見どころの一つになっています。
当時の緊張感なるものも感じてもらいたいですね。
ただあまりに堅固で戦備えの城丸出しだったところもあり、先にも記しましたが家康公の待ったがかかり、天守台の石垣は組まれて材料は用意されていたものの、天守閣の築城はなされなかったというエピソードが残っている天下普請の城です。
丹波篠山に徳川家康の天下普請で築城された篠山城の歴史
笹山と呼ばれた地に大阪城包囲網として、淀君と豊臣秀頼氏の大阪城を取り囲むように、篠山城を始め、丹波亀山城,膳所城(ぜぜじょう),大垣城,彦根城,伏見城,二条城,名古屋城,伊賀上野城の9カ所の城が徳川家康公の命で築かれていきました。
命を受けた松平康重(まつだいらやすしげ)氏は、その篠山城は1609年に完成しました。
縄張奉行の藤堂高虎氏が指揮を執る篠山城の城郭整備は、約6か月で完成していったと伝わります。
今の技術でも、とてもそんな短期間で石垣を用意して、機械がない時代ですのでもちろん手作業により、たくさんの人材を動かし地縄張りをし、堀切を進めていき、形の整っていない石を正確に積んでいく技術はすごすぎるところです。
そこに外堀でくくり、3か所の馬出で城の護りを固め、二ノ丸御殿大書院や本丸を内堀で囲み、大阪城への睨みを利かせる構えでした。
先ほどもふれた天守台が積まれた後に、天守閣も造られる予定でしたが、徳川家康公の待ったがかかり天守は造られることはなかった城です。
理由は、すでに護りがしっかりしていて、これ以上の軍備拡張は必要ないという判断と、天守を造ることにより、豊臣氏を刺激してしまうことを恐れたことともいわれています。
現在は再建された大書院や二ノ丸御殿を含めるとたった1年で全てが仕上がった城でした。
その後江戸期は丹波篠山藩として、初代藩主松井松平家から始まり、和泉岸和田藩へ1619年に移討となると、1620年には藤井松平家が入討し、この頃に城下町の整備がされていき、武家屋敷などや商人に寺院が備わっていきました。
その後も形原松平家が1649年に配置されました。
しかし享保の大飢饉(きょうほのだいききん)にも市民に重税を欠かせ続け、百姓一揆が頻繁に起こり、1748年に丹波亀山藩に移討となりました。
その後を入れ替わりで丹波亀山藩より青山忠朝(あおやまただとも)氏が入り明治維新まで丹波亀山藩は続くことになります。
2代目青山忠高(あおやまただたか)氏においては、天災や洪水が相次ぐ飢饉と百姓一揆も起こる中、農業復興に藩校・振徳堂の創建に人力を注いだ人物です。
そして明治維新後の廃城令に大書院を残して、全ての長物は取り壊されてしまい、昭和19年には残っていた大書院も火事が起こり焼け落ちてしまいました。
その現在の篠山城跡は、石垣の遺構や馬出跡もよく整備されて、大書院も復元されており見学するにもいい城散策が出来るようになっています。
今や城内や王地山公園に城下町には、約1000本の桜が咲き誇り、そして財団法人日本城郭協会の日本100名城に選定されています。
天下普請で築城された名古屋城や彦根城のブログも投稿していますので、後で読んで下さい。
https://osirogadaisuki.com/hikonejyouheikoujyoukaderannchi-3676
徳川家康の天下普請で築城された丹波篠山城跡へアクセス
丹波篠山城跡へアクセス
@公共交通機関(電車)
・JR名古屋駅~JR新大阪駅(東海道・山陽新幹線)
・新大阪駅~篠山口駅(JR京都線):約2時間15分
・篠山口駅より笹山営業所行~二階町(神姫バス):約13分
@マイカー
・名古屋駅~名古屋市道名古屋環状線~黄金町より県道115号線へ側道より右折~名古屋高速5号万場線~烏森料金所~万場大橋~名古屋西JCT~東名阪自動車道~名古屋西本線料金所~木曽川橋~揖斐長良川大橋~大山田PA~四日市JCT~新名神高速道路~新四日市JCT~新小牧橋~鈴鹿PA~鈴鹿トンネル~土山SA~甲南PA~甲南トンネル~近江大橋~金勝山トンネル~草津JCT(名神高速道路)~草津PA~瀬田東JCT~瀬田東料金所で高速を降りる
・国道1号線(京滋バイパス)~石山橋~石山料金所~内畑トンネル~宇治トンネル~宇治東料金所~宇治川橋~宇治西料金所~久御山JCT~久御山料金所(国道478号線)~久御山淀料金所~石清水大橋~天王山大橋~西山トンネル~新老ノ坂トンネル~天岡山トンネル~千代川IC下車~県道73号線へ左折~宮前千歳線~信号宮川交差点右折~県道452号線・国道477号線~国道372号線へ直進~デカンショ街道~八上下信号を直進~県道77号線(篠山山南線)~篠山川こえて左折してほどなく南新町信号右折してすぐ丹波篠山城跡に到着(192km:約3時間)
*お出かけの際、ETCカードの差し忘れがないことをご確認ください
丹波篠山城下より周辺を観光して行こう
明智光秀に攻められ落城した八上城跡や金山城跡へ望む
丹波篠山城跡の付近には、先の戦国時代の織田信長(おだのぶなが)氏による征伐があった地で、そこに丹波攻めに明智光秀(あけちみつひで)氏が置かれました。
その一つの丹波富士と呼ばれた高城山に築かれた八上城がありました。
城山は国史跡となっていて、表示板によると応仁の乱の後に波多野氏が、ここに守護代となり八上城を築城したとあります。
その八上城つなぎの法光寺城や奥谷城も周辺にありました。
城跡の遺構が常態良く残り、ハイキングにもいい山城です。
山城の途中には、和議の人質になっていた明智光秀氏の母御前が、磔にされたと伝わる“はりつけ松跡”が残っていますが、歴史的な真実としては信憑性が無いと現在はされていますね。
籠城戦となり、1年近く兵糧攻めに踏ん張りますが、落城させられ名門波多野氏は安土城下で、織田信長氏の命によって処刑され滅亡しました。
24時間営業
☎0795525792
〒669-2432 兵庫県丹波篠山市八上上字高城山
そして明智軍が丹波の城を攻略するために陣を置いた金山城の遺構も残っています。
荒々しく積まれた石垣や曲輪に虎口,土塁や井戸跡が見ることができるハイキングコースにもなっていて、見ごたえある城跡です。
登城口より2kmあたりには鬼の架け橋と名付けられた、巨岩の自然のアートがあって、また周辺が見渡せるそこからの景観は素晴らしいです。
24時間営業
〒669-2801 兵庫県丹波篠山市追入
またちょっと場所は遠い黒井城跡などあり、近くの興禅寺(こうぜんじ)はあの春日局の生誕地だとか。
ここ黒井城も織田信長氏の征伐があり、明智光秀氏の金山城築城により、八上城との連絡は分断されてしまい、八上城が落城してから2か月ほどで黒井城も落城しています。
城跡には曲輪や石垣に二ノ丸跡,本丸の虎口後が残っています。
猪ノ口山登山口には無料駐車場があります。
行かれれば猪ノ口山登山口のすぐ近くに、興禅寺の方もあり楼門や鐘堂に七間堀には野面積みの石垣が見られます。
春日局ことお福が、年少3歳まで過ごした場所と伝わる地です。
☎0795740019
〒669-4141 兵庫県丹波市春日町黒井2263
丹波篠山城周辺を観光 御徒士町通り 武家屋敷安間家史料館
城下町が整備された篠山城周辺は、先にもふれました重要伝統建造物群保存地区に指定される町並みが広がっています。
漆喰壁や板張り塀の古き良き佇まいが保存された地域になります。
その御徒士通り(おかちまちどおり)の御徒士町武家屋敷群は、原家や城戸家が残るストリートには、唐ぶき屋根の家屋で、青山氏の家臣だった安間家宅が良好に残っていて、江戸後期の武家屋敷史料館が一般公開されています。
下級武士の暮らしがうかがえる史料館で、台所や座敷に居間などが見て取れます。
そしてちょっとした憩いの水琴窟(すいきんくつ)が庭にあり、ここにきたらぜひ心地いい水の音色に耳を傾けていってください。
営業時間:9:00~17:00(月曜定休)
☎0795526933
拝観料:大人200円(600円) 大学・高校生100円(300円) 小・中学生50円(150円) ()は篠山城大書院のセットの価格です
〒669-2334 兵庫県丹波篠山市西新町95
丹波篠山城周辺を観光 王地山 まけきらい稲荷
丹波篠山城から東側に王地山公園があり、桜の時期や秋の紅葉もいい場所です。
そのそばに王地山まけきらい稲荷があります。
朱色に塗られたたくさんの鳥居がある、長くゆるい参道の階段を登っていくと、稲荷本殿にたどり着きます。
途中に手水舎に平吉稲荷社を経て、鬼子母神社,籠堂,妙見堂,常富天王社を過ぎると、まけきらい平左衛門稲荷社に着きます。
ここにはエピソードがあり、それはいつも負け続けの篠山藩の力士でした。
ある日春場所にどこからともなく表れたのが、王地山平左衛門らでした。
8名の力士と行事一人に頭取の高城市松の10名が来て、連戦連勝していきます。
負けきらいのお殿様はおおいに喜んで、その者たちに褒美(ほうび)を与えようとしました。
しかし王地山平左衛門らはどこにもいなく、よくよく調べてみるとその10名は、領内のお稲荷さん(きつね)だったという。
そこで幟(のぼり)や絵馬などを奉納してここに感謝の意が伝えたといわれています。
24時間営業
☎0795520655
〒669-2325 兵庫県丹波篠山市河原町 92番地
丹波篠山城の城下町で食べ歩き!徳川家康の天下普請で築城された篠山城あとがき
丹波篠山は、栗や黒豆にぼたん鍋などが有名で、ランチや食べ歩きにとても景観のいい城下町が、サイクリングで行くと迎えてくれました。
色々な重要伝統建造物群保存地区に行きましたが、ここの現地に行くととても心地いい風を感じ、ずっといたい気分にさせてくれました。
とても城好きに歴史好きの私には、1泊2日では思うように周れませんでしたが、またゆっくり時間が取れれば行きたいという楽しみにしておきました。
今回も最後まで私のブログにお立会いして頂きありがとうございました。
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