名古屋名物というと、私が２０代の頃に名古屋が地元の友人に、おみあげによくもらった”ういろう”と”きしめん”というイメージでした。
しかしながら歴史をたどると、東海地域は日本列島の中間地で、日本テレビ系「秘密のケンミンショー」でもよく取り上げられるよう、関東物や関西物が入り混じった土地なんだと私は思います。
２０２３年大河ドラマ「どうする家康」でも盛り上がってきました。
そんな背景色が城内に連なってますので、２０１８年からオープンしました名古屋城内の直義ゾーンと宗春ゾーンの店舗紹介と、名城公園食での軽食やランチなどしていただく参考にしてください。
さあ名古屋城を散策していきましょう。
ぜひ最後までこのブログにお立ち寄りしていって頂けたらうれしいです。
名古屋城 金シャチ横丁ランチ：正門「義直ゾーン」
名古屋城 金シャチ横丁ランチ「義直ゾーン」
名古屋城の三の丸跡にある「金シャチ横丁」には、名古屋市最大といわれるいちょうの木があり、名古屋市の繁栄を称えるかのように構えています。
またさらに「家康梅（いえやすばい）」は久能山東照宮から寄贈者が、梅の枝を接ぎ木して植えたもので、ここは家康公の９男の尾張初代藩主の徳川義直氏にちなんで「義直ゾーン」と名づけられているようです。
そこは「金シャチ横丁」で賑わう名古屋城正門前の三の丸跡にして、現在は城下町をイメージした店が並ぶ場所です。
名古屋おもてなし武将隊も掛け声と、パフォーマンスがある通りです。
金シャチ横丁ランチ 名古屋城BBQパーク
では先ずは義直ゾーンの現代版からで、２０２３年企画の３月１１日よりオープンしたこちら。
「名古屋城BBQパーク」は今年限りのテントが敷かれた、賑やかなオープン広場のバーべキュウが楽しめるテント野外です。
飲み放題、食い放題の￥４５００ー（税別）楽しめるこの企画BBQパークも今年限りなので、名古屋城観光の折は夕飯に寄って、しっかりと食べて飲んだら宿泊のホテルに帰還という流れはどうでしょうか。
金シャチ横丁ランチ「義直ゾーン」 十代目儀助
テーブル席６席で有料試飲コーナーもあり、３種飲み比べセット ５１０円～や日本酒、梅酒 一杯 ３６０円におつまみ 一品 ２００円～ができるようになりました。
愛知県の地酒や地ビール、梅酒の販売店です。
名古屋・愛知の日本酒などを広げるPRをしていく拠点をめざすお店です。
耳寄りで、店内に販売されている日本酒の中には、戦国御三家の織田信長（おだのぶなが）公と豊臣秀吉（とよとみひでよし）公そして徳川家康（とくがわいえやす）公の吟醸酒があります。
それが『三英傑呑み比べセット』９００円（税込）が期間限定で今ならおいてありますよ。
の、飲んでみた～い！
営業時間：１１：００～１７：００（水曜定休）
☎０５２２２８０３３９
金シャチ横丁ランチ「義直ゾーン」 山本屋総本家
・金シャチ煮込うどん ・金シャチきしめん ・枝豆 ３３０円(税込)・板わさ ５２８円・カレー煮込うどんを、金シャチ横丁限定メニューでおいた「山本屋総本舗」。
この店の原点になる名古屋名物”噌煮込みうどん”をお忘れなく。
独特のこしを持つうどんと愛知県岡崎産「カクキュー」の八丁味噌と名古屋の白味噌を独自にブレンドしたコクのある味噌の味わいがみそな煮込みうどんです。
味噌煮込みのタレがかかった牛すじやおでんもあって、つい一杯やりたくなるお店でもあります。
営業時間：１０：３０～１７：００
☎０５２２１２７４８８
金シャチ横丁ランチ「義直ゾーン」 鳥開総本家
5年連続全国丼グランプリ受賞を成し遂げた「鳥開総本家」は地元愛知の日本三大地鶏である”名古屋コーチン”が食せるお店です。
メニューは名古屋コーチン親子丼・特選名古屋コーチン親子丼 １７６０円(税込)・尾張とりめし(スープ付) ・チキン南蛮定食(ご飯・スープ付) ・国産若鶏ももの唐揚げ定食(ご飯・スープ付) ・名古屋コーチン親子丼 唐揚げセット など、まだまだこの他にもメニューはもちろんありますよ。
名古屋コーチン玉子の濃厚プリンも、食後のデザートで頂いちゃいましょう。
営業時間：１０：３０～１７：３０
☎０５２２１８２４２２
金シャチ横丁ランチ「義直ゾーン」 ひつまぶし名古屋備長
愛知、名古屋はもちろん、博多座西銀ビルや銀座三越や東京スカイツリータウン、池袋パルコ店などなど店舗も一流な場所に出店されて、ここ金シャチ横丁にもオープンした「ひつまぶし名古屋備長」です。
名古屋城でお昼をするのには、たまの贅沢に”ひつまぶし上”を頼んで、ひつまぶしを３つの食べ方で楽しんでみては。
１：そのままごはんとひつまぶしをいただく。
２：日本の風味のわさびとさらし葱（ねぎ）をのせていただく
３：締めにわさびとさらし葱、それときざみ海苔を加え、出汁をかけてうな茶漬けに。
これぞ名古屋名物ひつまぶしの３段階食し、とは私が名づけだけですが、お立ち寄りしたら、ひまつぶしにひつまぶしを召しあがってください。なんて。
営業時間：１０：３０～１５：３０ １６：３０～１９：００（水曜定休）
☎０５２２２３５７７７
金シャチ横丁ランチ「義直ゾーン」 名古屋とうふ 河口
創業昭和９年から始まる豆腐を専門とした「名古屋とうふ 河口」は春日井市に工場があって、劉安豆腐や絹豆腐によせ豆腐、半熟豆腐などまだまだ種類はありますが製造しています。
そしてここ金シャチ横丁にも店舗を出店中で、何といっても人気がインスタ映えもする”金箔ソフトクリーム”です。
豆腐でつくられた白いソフトクリームに金箔と金粉をモーラしたソフトクリームです。
そして香ばしく焼かれた豆腐の味噌田楽もついつい食べたくなる。
そこのおじいちゃんおばあちゃんも若者に負けないで、買って食べながら歩こう。
営業時間：９：３０～１７：３０
☎０５２２３１８８１０
金シャチ横丁ランチ「義直ゾーン」 みそかつ矢場とん
昭和２２年創業のお客様の笑顔を大事にしてきたお店が「みそかつ矢場とん」です。
店内は御殿をイメージした内装になっていて、目にも楽しくなっています。
一年半熟成させた天然醸造の豆味噌を使用した秘伝のみそだれは、創業当時の味を守り続けています。
メニューはわらじ御膳 ・ひれ御膳(中) ・黄金みそかつ御膳 ・極上リブ鉄板とんかつ御膳とまだまだありますがこれは一部。
外は衣がかりっとで、中のお肉は熱々でやわらかな出来栄えで、歯ごたえが絶妙。
鉄板とんかつ御前で、２弾にみそだれをかけてじゅうじゅう音を奏でられたら、美味しくないわけがない。
おみあげ店もあるよ。
営業時間：１０：３０～１７：００
☎０５２２３１８８１０
金シャチ横丁ランチ「義直ゾーン」 尾張屋
和食店の「尾張屋」は銀たら御膳と鮭御膳にさわら御膳とメニューは豊富ではありませんが、座席数６８席ありゆっくり食べられる店内です。
夏に食べ歩きに”きゅうりの１本漬”は、塩分も取れて体の中から涼しくしてくれる、江戸時代からの知恵の食べ歩きには良い一品です。
お土産コーナーもあり守口漬やお漬物各種に奈良漬などが置いてあります。
営業時間：１０：３０～１７：００
☎０５２２３１８８１０
金シャチ横丁直義ゾーン 鯱上々
「鯱上々」は金シャチにまつわるお土産、尾張名古屋の名物店です。
店内に檜で現物台で造られた金の鯱が飾られています。
”尾張名古屋は城で持つ”と名古屋音頭で唄われた名古屋城名物は、金の鯱としたグッズの鯱箸立ては、きんつばをおみあげに買って帰るより家族に喜ばれるように感じます。
名古屋城見学の折は、立ち寄ってみてください。
琥珀堂 金シャチ横丁ブース
鯱上々の店内にある、生わらび餅専門店の和菓子、甘味処の「琥珀堂 金シャチ横丁ブース」もあります。
金シャチ横丁ランチ 那古野茶屋
きしめんセットやわらび餅にあんみつ、抹茶パフェなどなどメニューを取り揃えた「那古野茶屋 」のおすすめは”八丁味噌のビーフシチュー丼”と”みたらし団子”は店に入ったら食べたいですね。
つきたてのお餅を七輪で焼いて食べる「金シャチ横丁だんご」も捨てがたい～。
暑い日には、かき氷の何種類ものトッピングがあり、お好みに合う味のバリエーションも豊か。
また”どうする徳川家康”放送期間限定の「家康ぱふぇ」もわらび餅とあんみつに鯱がのったパフェも女子人気大ですね。
営業時間：１１：００～１６：３０
☎０５２２１２７２３７
金シャチ横丁ランチ 尾張那古野 天丼 徳川忠兵衛
落ち着いた雰囲気の店内でてんぷら料理をいただく店が「尾張那古野 天丼 徳川忠兵衛」です。
メニューは極み天丼 海老２本・穴子など自家製ダレの天丼、汁物、香の物付 ・海老三昧 海老5本など自家製ダレの天丼、汁物、香の物付 ・味噌天丼 海老２本・かしわなど自家製八丁味噌ダレの天丼 汁物、香の物付 ・かしわ天丼 奥三河地鶏の自家製ダレもしくは自家製八丁味噌ダレの天丼、汁物、香の物付 があります。
自分なら、お店に入って頼んだ天丼セットが席に届いたら、温玉をのせて一気に黙ってかきこみすぐ平らげてしまう変な自信があります。
そんなインスタ映えする天ぷら御膳を召しあがってくださいませ。
営業時間：１１：００～１７：００
☎０５２２１２７０１２
金シャチ横丁直義ゾーン おみあげ茶屋 えっさほいさ
２０２３年の３月１５日オープンした「おみあげ茶屋 えっさほいさ」は名古屋名物のお菓子屋、コーヒー、お茶やキーホルダーなどが店内に所狭しと並びます。
丸越も出展し「焦がし醤油ばうむ」「キャラナッツ」「キャラごま」を販売されています。
その他葵クローバー蜂蜜園の商品も生はちみつなどが出品されて、店内もにぎやかに商品が並びますので、どうぞお越しの際はおみあげにどうぞ。
名古屋城 金シャチ横丁ランチ：東門「宗春ゾーン」
名古屋城 金シャチ横丁ランチ「宗春ゾーン」
名古屋の定番で噴水のそばに「NAGOYA」のアートがあり、目印で待ち合わせ場所にも使えそうな佇まいです。
その東門側に新たな「宗春ゾーン」にもう一つの金シャチ横丁があります。
こちらは直義ゾーンは江戸時代情緒の景観で店が並んでいるのと真逆で、新規というか今風のアートな建造物で店が並ぶ、これが名古屋城だぎゃといった形です。
こちらの宗春ゾーンは、尾張徳川家第7代当主、名古屋藩第7代藩主だった徳川宗春氏にちなみこう呼ばれるようになりました。
その時代奇抜な衣装に身をつつみ、人命重視や個性重視に規制緩和をし、その衣装のように名古屋を華やかにし、名古屋活性化に力を注いだ宗春氏がクローズアップされたエリアになります。
金シャチ横丁ランチ あんかけ太郎
コスパもよく、なかなかのボリュームでランチが出来る「あんかけ太郎」は、会社の昼休みにランチに来たビジネスマンの味方なお店です。
メニューの一部で台湾スパ スモール ・あんかけスパ ミラカン スモール ・イタリアン スモール などがあり、昼の部と夕方の部の時間帯で営業しています。
太麺タイプのスパゲティーにトマトがベースのソースがかかり、うえに目玉焼きがのっかている”あんかけスパ”は見た目以上に食べるとやみつきになる。
金シャチ横丁ランチ フジヤマ55
濃度の高さが自慢の濃厚魚介豚骨スープで、そのスープの仕上げに二日間かけるこだわりだそうです。
メニューの一部は濃厚つけ麺 ・台湾まぜそば・がっつり二郎系ラーメン などのいつでも「フジヤマ５５」のラーメンは、さっとおなかを満たしてくれます。
添加物を一切使用していないので、こってり系ラーメンなのに口に入れるとあっさり感のあるやさすうぃ味で、僕もラーメン好きなので行きたいお店です。
ランチタイムとディナータイムで営業されています。
金シャチ横丁ランチ vegetable cafe & seafood bar saien
美味しくて身体にもいい、自家栽培のオーガニック野菜と毎朝市場に仕入れに行ってあつめるシーフードをみなさんに召しあがってもらうのがここのお店です。
一部のメニューで・チョップドサラダ アボカドシュリンプ ・ソフトシェルクラブバーガー ・saien卵のラクレットチーズがけ ・金シャチ横丁ソフト など。
saienオリジナルドリンク～自家製レモネード ・絞っただけのオレンジジュース とフレッシュなメニューが揃っています。
時間帯も１０：３０～２２：００までと遅くまで営業しているので、お酒と一緒にサラダとシーフードに手羽先もおいてあるので、一杯いきますか。
金シャチ横丁ランチ 創作串揚げ つだ
ランチタイム：１１：００～１５：００でディナーコースは１７：００～２２：３０まで営業しているのが「創作串揚げ つだ」です。
東京･大阪のミシュラン一つ星店で揚げ方を勤めたオーナーが、ここ名古屋城東門側の「金シャチ横丁」内に本店に続き店をオープンしました。
お値は少々張るランチタイムになりますが、ランチ限定特選コース (串7本、お野菜、ご飯もの、デザート、コーヒー付き) 3,500円(税込)は満足いく食事です。
ディナーはワインを口にしながら、大人のカップルはおしゃれに語りながら串あげを召し上がれば、時間を忘れてしまうひとときが楽しめます。
金シャチ横丁ランチ cafe diner POP OVER
人気の忍者シリーズなどのスイーツや本格的な肉料理が売りのお店で、可愛らしい忍者アイスや忍者パフェは必ずやインスタ映えする写メに使いたくなるデコレーションです。
メニューはハンバーグ デミソース＆緑マスタード添え・氷温熟成厚切 サーロインステーキ・低温仕上げの特製ローストビーフプレート・POPOVER特製 熟成ビーフ黒カレーとこれはほんの一部。
デザートにある〝ついつい〟撮りたくなるプリンは本当にショットしたくなっちゃいますのでお気をつけて（笑）
店内の様相がハワイアンを思わせる感じが、お店の活気にでているかのようで、元気になるお店という別名をつけたいです。
名城公園・名古屋城下町でランチ
名古屋市の名古屋駅もしかるに、地下鉄名城線の「市役所駅」が「名古屋城駅」へ２０２３年１月４日に名称変更になりました。
地下鉄出入り口が檜（ひのき）の門構えのようにあしらわれたのも、名古屋城という天下普請の城があったらばこそ栄えていると云って過言は無いですよね。
次は、名古屋城下の名城公園のお店をご紹介していきます。
名城公園 城下町ランチ スターバックス コーヒー
何といっても名城公園内にある食べ歩きのお店は「スターバックス コーヒー 名城公園店」ですね。
浜松城公園もしかりですが、この名古屋の名城公園店のスタバも前面ガラス張りの開放感溢れた造りで、くつろぎと自由な開放感といった店内の趣です。
コーヒーやスムージーにドーナツ、ケーキとメニューの豊富さが、お客さんの収益数を物語っていますよね。
私は天気の良い日に行ったなら、年甲斐もなく”THE メロンOFフラペチーノ”をテラスでぜひいただきたいです。
不定休で、朝７時３０～夜２２時まで営業している所が今時ない凄さです。
名城公園 城下町ランチ 花カフェ
唯一もうひとつ喫茶の「花カフェ」もがんばって営業しています。
名城フラワープラザの花に囲まれたお店で、日替わりランチはドリンク付きで￥５００－です。
ソフトクリームも今時３００円ってすごくなーい。
店内が清潔感があって、のんびりくつろげると口コミも良好なお店ですよ。
名城公園 城下町ランチ GARB CASTELLO
名城公園内でまき窯で焼いたピッツァやパスタなどのイタリア料理を提供する店です。
開放的なテラスもあり、天気の良い日にここでランチをする際は利用したいところ。
ランチタイムとディナータイムがあり、２２時閉店までイタリアン料理とワインでひとときを楽しめるそんな店になっています。
期間限定、春のBBQ ガーブプラン ９０分飲み放題付きは、気軽に名城公園で手ぶらBBＱを家族や気の合う仲間同士で出来るメニューもあります。
名城公園 城下町ランチ tonarino（トナリノ）
ランナー、ウォーキング、サイクリング、愛犬を連れてのお散歩で人気の名古屋市北区の名城公園。 ２０１７年４月２７日、新たにスポーツ関連施設や飲食店を中心とした複合施設「tonarino（トナリノ）」がオープンしました。
その賑わいをもっと華やかに飾るべくサロン・ド・マルシェが出店します！ ３０～４０の飲食店、手作りクラフト商品、キッチンカーを中心としたお洒落でこだわり満載の専門ショップが彩り鮮やかに盛り立ててまいります。
是非、この機会に「トナリノ マルシェ」に遊びにきてください！
名古屋城 アクセス
●交通機関（電車）
・地下鉄名城線の名古屋城駅の７番出口（金シャチ横丁 宗春ゾーン）がすぐあり。
・地下鉄鶴舞線の浅間駅か浄心駅から天守へ徒歩
・JR東海道新幹線のJR名古屋駅から徒歩約１０分
●交通機関（バス）
・基幹2号系統 「市役所」 下車 徒歩５分
・栄13号系統(栄～安井町西) 「名古屋城正門前」
●マイカー
・名古屋高速１号楠の黒川ICをでて東志賀町線を名城公園方面に向かう。
・名古屋高速都心環状線の丸の内IC 大津通りにはいって名古屋市役所へ向かう方向。
名古屋城周辺の駐車場
今回も渋滞なども考慮すると、電車やバスの利用をおすすめしますが、駐車場はこちらになります。
・名城公園正門前駐車場(３０８台スペース)：３０分/１８０円
愛知県名古屋市中区三の丸１－１
・二の丸東駐車場（１２３台スペース）：３０分/１８０円
愛知県名古屋市中区二の丸１−１
・愛知県庁西庁舎の駐車場（土日、祝日なら無料開放：８時から１８時まで）
愛知県名古屋市中区二の丸１ 椿園
名古屋城 簡単歴史
もとは戦国の世に今川家の居城の那古野城ありましたが、織田信秀（おだのぶひで）氏（信長氏の父）が攻め落とし、そこを織田氏の居城とした歴史もあります。
織田信長氏の最初の城となった那古野城跡の遺構が名古屋城二ノ丸庭園内のぼたん園に残ります。
その後、天下泰平を治めた徳川家康公が、交通の要のこの名古屋に天下普請の城を築城しました。
その天守や石垣は天下普請の城にふさわしい、連結式層塔型５層５階地下１階で建造されました。
桝形に造られた旧二之丸東之門の所には、”清正石”と呼ばれた大きな鏡石が残ります。
しかしながらエピソードによく出てくる、二之丸付近の石垣は黒田長政（くろだながまさ）氏【黒田官兵衛（くろだかんべえ）氏の嫡男】が担当だったのですが、石垣積みで定評のあった加藤清正（かとうきよまさ）氏の名が残ってしまったようです。
その後明治維新を迎え、廃城令が名古屋城にも例外はなく手が伸びますが、現存維持の声が多く、姫路城と共に名古屋城も残され、本丸御殿や小天守など数々の遺構は保存されることとなりました。
しかし残念なことに、１９４５年（昭和２０年）５月１４日の名古屋大空襲で、本丸御殿、大天守、小天守、東北隅櫓、正門、金鯱などが焼夷弾（しょういだん）の直撃を受けて焼失してしまいました。
でも日本人魂は負けることなく、住民の願いは叶い、昭和３４年に名古屋城の北側の沼地だった場所を埋め立てて、「名城公園」として開放され、市民の憩いの場となりました。
それと同時にRC造で、天守や正門が復元されています。
これも住民の方やボランティア団体の方々の熱い思いが、復元に向かったというのは過言ではありません。
そして新たなる展開で、２００９年に本丸御殿の復元工事が着手され、現在その忠実に再現された豪華絢爛なお殿様の御殿屋敷を、拝観することが出来るようになっています。
よろしかったら下記のブログを読んで頂けたら深堀しています。↓
名古屋城 金シャチ横丁ランチ あとがき
毎年３月初二ノ丸と西の丸に植えられている梅が咲き乱れますのと、梅と一緒の名古屋城をバックにショットするとこれは思い出にもなりますし、インスタ映えもしますからぜひ、３月の名古屋城もおすすめだとお知らせします。
そしてこの天下普請の城に、１度だけじゃなく２度３度と訪れて、この名古屋城の奥行を深堀してしてほしいと思います。
別のブログでは名古屋城と本丸御殿など、歴史や文化にも触れていきたいと思います。
今後楽しみなのは、名古屋城天守を現在のコンクリート造から、木造に建て直すことを本格的に検討すると発表されていることが注目です。
よろしかったら名古屋城に関するブログを他にも作成しておりますので、よろしかったら鑑賞してください。
それでは、私のブログにお立ち寄りして頂きありがとうございました。
コメント