2026年度のNHK大河ドラマでは、今回も戦国時代を駆け抜けた豊臣秀吉(とよとみひでよし) 氏とその弟の豊臣秀長(とよとみひでなが)氏にクローズアップされた歴史が放映されます。
今回も豪華キャストが揃っていて、楽しみかなの歴史ドラマが展開されていくことでしょう。
そこで、太閤秀吉公の一番信頼されたといわれているご舎弟の豊臣秀長氏が大和国(やまとのくに)に築いた、大城郭の大和郡山城跡に着目して豊臣歴史やゆかりに城下町の食べ歩きランチにおすすめなお店などを紹介していくブログです。
ぜひ今回も最後まで私のブログにお立ち寄りしていって下さい。
大和郡山城は豊臣秀長ゆかりの城下町!大河ドラマ豊臣兄弟でも盛り上がる桜まつりに梅の季節も見どころある地へ
大和郡山城は豊臣秀長ゆかりの城下町!2026年大河ドラマ キャスト
今回もNHK大河の撮影前に芸能ドタバタ劇で、永野芽郁さん報道がありましたが、永野さんはこれを受けて出演を辞退したことで、代役に白石聖さんが起用されることとなっています。
さて、2026年(令和8年)1月4日より日曜日の夜8時よりNHK大河「豊臣兄弟!」が放送されます。
今から楽しみですが気になる豪華キャストは、もう発表もありご存じの方もおられるかと思いますが、お伝えしていきます。
まずは脚本は超人気番組の「半沢直樹」や「下町ロケット」に「陸王」などを手掛けた八津弘幸さんが担当です。
「豊臣兄弟」の主人公は、豊臣秀吉公のある意味裏方だった、弟の豊臣秀長(小一郎)が主役となります。
今まで戦国3英傑のNHK大河ドラマではいくつも放送されてきましたが、今回はどんな歴史ドラマに展開していくのか、こうご期待です!
〇豊臣秀長(小一郎)/仲野太賀 〇豊臣秀吉(藤吉郎)/池松壮亮
〇直(なお)/白石聖 〇慶(ちか)/吉岡里帆
〇寧々(ねね)/浜辺美波 〇織田信長(おだのぶなが)/小栗旬
〇徳川家康(とくがわいえやす)/松下洸平 〇お市(おいち)/宮崎あおい
〇前田利家(まえだとしいえ)/大東駿介 〇浅井長政(あざいながまさ)/中島歩
〇柴田勝家(しばたかついえ)/山口馬木也 〇明智光秀(あけちみつひで)/要潤
以下、蒼々たる豪華キャストがたくさん出演していき、ドラマは進行していきますので、内容も濃いものになるのではないでしょうか。
またすでに2027年度の第66作のNHK大河ドラマは、松坂桃季さんが演じる小栗上野介忠順(おぐりこうずのすけただまさ)を主役に立てた、「逆賊の幕臣」と決定されて、2026年夏よりクランクインだそうです。
また2027年3月2日から2028年1月22日までは、DMG MORIやまと郡山城ホール内に、豊臣兄弟!に因んで、「大河ドラマ館」がオープンされます。
今後もNHK大河ドラマファンには、目が離せなくなっていくことでしょう。
また豊臣兄弟つながりで、こちらのブログも投稿していますので、ご興味ありましたら後で読んで下さい。


大和郡山城は豊臣秀長ゆかりの城下町!桜まつりに梅の季節も見どころ満載!
大和郡山城は豊臣秀長ゆかりの城下町!桜まつりに梅の季節も見どころは?
さて、大和郡山城跡といえば、日本さくら名所100選にも選ばれている史跡であり、3月下旬から4月初旬まで毎年の恒例となっている、「大和郡山お城まつり」が開催されます。
そのお祭りには、「時代行列・白狐渡御(じだいぎょうれつ・びゃっことぎょ)」という昭和初期に始まった源九郎稲荷の伝統的な行事で、きつねの面を付けた子供たちと、豊臣秀長、筒井順慶(つついじゅんけい)などの武将人物が一緒に城から城下町を練り歩く行列がいきます。
たくさんの見物客の人たちも行列を見に訪れてきます。
また大和郡山城跡には、約1000本の桜が植えられており、日中の花見も目に楽しく、夜はぼんぼりが灯されたり、お堀まわりの桜などがライトアップされるので必見です。
たくさんの出店なども出店されて、賑わう時期にぜひ足を運んでください。
また桜の時期の前になりますが、梅の季節の2月上旬から3月中旬にも追手門には、しだれ梅や白梅、紅梅などの梅が花開き、その時期に合わせてお城の櫓(やぐら)で「盆梅展」も開催されています。

251004194644795
復元された追手門の周りには、当時江戸時代初期からも植えられていたことで、梅林門と呼ばれていた由来もあるようです。
そして8月には、やまと夏まつりの花火大会に、金魚でも有名な郡山城下町にちなみ、たくさんの少年少女に参加してほしい、金魚すくい選手大会も開催されます。
11月から12月上旬には、紅葉も見られます。
12月には恒例の大和郡山イルミネーションもされ、こうした春夏秋冬通じてのイベントもあります。
大和郡山城跡公園や城下町を歩こう!
大和郡山城は豊臣秀長ゆかりの城下町!大和郡山城跡公園を歩こう
大和郡山城跡公園で目玉と言えば、壮大な天守台ですよね。
大和郡山を見渡せる高石垣で、2015年より天守台石垣の崩落の危険により、天守台展望施設整備プロジェクトが発足され、約4年をかけて樹木整理,測量,発掘調査,石垣修復,展望台施設整備が順に行われ、現在に至ります。

251004194859740
こういった400年前の遺跡は、日本の歴史の貴重な遺構であり、年月とともに経年劣化が起こりうるものであるため、石垣の現存修復には、あの城郭考古学者の千田嘉博さんも絶賛の意を語っておりました。
そもそも大和郡山城は戦国時代に大和国(やまとのくに)を巡って、筒井順慶氏と松永秀久(まつながひでひさ)氏が戦を繰り返された地でした。
織田信長(おだのぶなが)氏の筆頭家臣だった明智光秀(あけちみつひで)氏の仲裁でようやく治まり、最初の郡山城の礎となる城を築城したのが筒井順慶氏でした。
そのエピソードは、2020年NHK大河ドラマ「麒麟がくる」を観て頂くと、歴史人で筒井順慶氏と松永秀久氏の姿が見えてくると思われます。
NHKオンデマンド(有料視聴)で興味のある方は視聴してほしいです.
この郡山にはいくつかの筒井順慶氏の名残のある土地が存在しておって、戦国時代からの市民に親しまれてきたことが伺えます。
さて郡山城の方に話しを戻すと、天守台の石垣修復は現在の技術を屈指して、解体のための足場が組まれ、16tのラフタークレーン車を用いて緻密(ちみつ)に石垣に印をつけて外していく作業がされていきました。

251004194816556
印をつけるとは、同じ個々の石垣をもとの位置に積み直すための黒炭書きでマークしていくものでした。
しかし考えると昔人の祖先たちは、今は近代のクレーン車やショベルカーなどに頼って作業することが出来ますが、この何トンもある石垣を人力でこの場所に運び、人力で一つ一つ石垣を積み上げていく様は、現代に私たちの想像をはるかに超えた重労働だったでしょう。
また戦国期に豊臣秀長氏の時代の郡山城の石垣を造る際は、石をかき集めるために近くの寺院の墓石や水輪などの転用石材も使われたことが見られ、石垣修復後に今の見学時には解りやすく解析の説明板が置かれています。
郡山城は戦国期によくある野面積(のづらづみ)で、四隅の角石の算木積(さんぎづみ)になっているところ以外は、荒々しい石の形や、まん丸な形の石を載せて重みを分散する積み方です。
この石垣の修復にあたっては、築石(外側に積まれた大きい石垣)のすき間にはしっかりと間詰め石を詰めて耐震性をし、今後400年でも500年でも残る歴史ある天守台跡を組み上げられていきました。
また今回石垣修復のプロジェクト時には、石垣を修復している際に見学会に来た多くの人たちには、両手サイズくらいの石に思い思いのコメントをマジックで記載してもらっていました。
その石は築石の水はけをよくするための裏込め石には、その見学会にきた時に書いてもらったメッセージ付きの石も一緒に埋め入れられていました。
こうして解体修復する前の天守台石垣の状態に、現代の事業工事の手が加えられ元通りに近い形に戻っていますので、石垣萌子の私が言うのもおこがましいですが見学ポイントの必見です!
さあ、大和郡山城跡の他も見学していくと、中堀から望む城郭内には郡山城陣甫郭跡(じんぼくるわあと)や、1984年に復元された追手門向櫓(おおてもんむかいやぐら)や東櫓が見えます。
それぞれは昭和に復元されていますが、歴史では明治維新の廃城令(はいじょうれい)にて、石垣だけが残され、櫓や天守閣に門などは悉く(ことごとく)、取り壊されてしまいました。

251004194750931
そこから昭和の入り城ブームにも火がつき、多聞櫓や2021年には、大阪城や、金沢城にもその名がつけられた「極楽橋」も復元されました。
これは大和郡山市が事業主体となって、天守台石垣修復と展望デッキなどの整備に当たった際、極楽橋再建もすすめたことにより、約3億円もの寄付金が集まり、極楽橋も復元が具体化されました。
これは偏(ひとえ)に、市民の方たちの大和郡山城は歴史的文化財という根強い支援の賜物といえます。

251004194746447
こうした動きが他の地域にも働き、たくさんの埋もれてしまっている城跡に導かれていってくれたらと深く思います。
私は今後もこうした活動に期待して、行ける時にたくさんの城跡を見学していきたいと考えています。
大和郡山城は豊臣秀長ゆかりの城下町!大和郡山城の城下町を歩こう!
近鉄橿原線が内堀の外側に通るところから、その周辺はレトロ感の漂う城下町です。
現在は町の近代化が進み、中堀や外堀はほぼ埋め立てられそこが城下町となっていますが、金魚の町としても有名で、柳町商店街に行くとユニークな金魚の改札口があり、そこからは金魚ストリートとなり、金魚すくいのお店や水槽が所々にあり、金魚の自動販売機も、、、。
〒639-1134 奈良県大和郡山市柳4−28
さて他にも目を向けると、郡山城の行列のお祭りの出発点になる源九郎稲荷神社は、源義経(みなもとのよしつね)氏のゆかりのある神社で、白狐が義経ら郎党が吉野に落ち延びた際に静御前(しずかごぜん)を送り届けたという言伝えが残ります。
ぜひここの守り神の狐の宝珠と巻物を口にくわえているので、必ず触れていきましょう。(お金持ちと頭が良くなるといわれています)
〒639-1144 奈良県大和郡山市洞泉寺町15
また木造3階建ての町屋物語館(旧川本家住宅)は大正時代に建築された遊郭だった所で、当時の高級な遊び場の建築は100年前を感じられる場所の一つです。
入場無料でボランティアの方が案内し、説明してくれるので分かりやすく内部をみていけます。
〒639-1144 奈良県大和郡山市洞泉寺町10
蘭町通りそばには、大和郡山城下町では有名な箱本館(紺屋)があって、江戸時代中期からの染物屋だったことの名残で、道の真ん中には水路が通っていて、その水路で当時は染物を晒していたようです。
廃業後に市の紺屋に生まれ変わり無料で見学ができて、藍染の体験(完全予約制:2時間)もできるので有料ですが体験してみては。
〒639-1148 奈良県大和郡山市紺屋町19−1
そしてお城跡にほど近い場所には、兄豊臣秀吉氏を支え続けて亡くなった弟の豊臣秀長氏の菩提寺になる春岳寺があります。
鎌倉時代中期の創建の古刹で、往時は本堂や鐘撞堂など諸堂がいくつか並ぶ広い境内だったそうです。
病で秀吉公の一番の相談役だった秀長氏は、1591年にこの世を去り、秀吉公の暴走を止められる唯一の人材が亡くなったことで、豊臣家は衰退の歴史を辿っていきました。
そんな「豊臣兄弟!」の主人公となる秀長さんの眠る大納言塚が置かれています。
本堂などの老朽のための改修工事が現在進められていて、令和7年の12月末まで行われています。
ドラマの開始に合わせてまた境内の豊臣秀長ゆかりの座り木造や肖像画なども拝観できることということで、こちらの寺院はぜひ立ち寄って行きたいですね。
〒639-1157 奈良県大和郡山市新中町2 2番地
大和郡山城でランチをおしゃれにしていこう!
大和郡山城でランチ まいどおおきに食堂 北郡山食堂
社員食堂ならぬまいどおおきに食堂は店内が明るくコスパが良い。
あつあつ名物玉子焼やひじき煮にじゃこおろし,もずく,コロッケ,冷奴,マカロニさらだ,鮭の塩焼,さば煮,みそ汁,豚汁,豚かつ,海老ふらいなどなど一品料理がズラッと揃っています。
おふくろ食堂といった感じです。
しかし一品料理の一品は500円以下で安いから、美味しいからとたくさん頼むと高くついてしまうので、気をつけてください。
営業時間:11:00~21:30
☎0743511130
〒639-1160 奈良県大和郡山市北郡山町145−2
大和郡山城でランチ 季節料理 翁
季節の料理というと高めなお店と感じるところですが、ほどほどのお昼の部のお料理メニューがあります。
翁弁当に天ぷら定食とお造り弁当なら各2200円です。
毎月今月の御膳で料理が変わる料理は3300円がおすすめです。
でもこんな旅の時ならぜひちょっと贅沢に、お酒をちびりといきながらミニ会席(付きだし,お造りなど8品:4400円)はどうですか。
営業時間:11:30~14:00 17:30~22:00(月曜定休)
☎0743523646
〒639-1148 奈良県大和郡山市紺屋町33−2
大和郡山城でランチ カフェ シエスタ
お城の櫓みたいな外観がユニークで、城好きの私は目を引かれます。
また、いま時コーヒーと紅茶が一杯500円でおつりがくるなんて、ちょっと採算合ってるんですか~と聞きたくなるコスパが良い。
ブレンドコーヒー,アメリカンコーヒー,アイスコーヒーが各400円って安くないですか?
ランチもパスタやオムレツにサンドイッチと週替わりのランチプレートなどがあって、ゆっくりと召し上がれます。
女子は3時行けば、パフェ+ドリンクやちょっとお腹の足しにミニケーキセットや甘~いパンケーキもあります。
9時から11時まではモーニングセットやっているので、お城めぐり前の腹ごしらえにもいいお店です。
営業時間:9:00~18:00(水曜定休)
☎0743537723
〒639-1149 奈良県大和郡山市豆腐町40−2
大和郡山城でランチ レストランサンナオト
こじんまりとした、2階建て一軒家の1階がカフェになっています。
でもメニューはびっしりあって、7:30~11:30はモーニングタイムで、ミックスサンド+サラダ+ドリンクセットで700円!ゆでたまご50円!
11:00~14:00はランチタイムで平日の日替りランチ1100円と日替りパスタセット1100円で、どちらもドリンク付き。
14:00~17:00はティータイムで、そのティータイムセットはミックスサンド+ドリンクセット(850円)とお財布にやさすうい~
他にもたくさんのメニューで、スパゲッティやグリルにカレー,スープ&サラダなどに、自家製プリンパフェやカフェゼリーなどのデザートもまだまだたくさんあります。
そんなくつろぎながらお腹を満たしてくれるカフェです。
営業時間:7:30~20:00(水曜定休)
☎0743520602
〒639-1007 奈良県大和郡山市南郡山町539−7
大和郡山城でランチ おと吉
赤ちょうちんと寿し・天ぷら・うなぎが目印のお食事処おと吉は、ここもまたコスパがいい!
ほとんど定食が1000円でおつりがきて、カロリーバランスがいい取り合わせなのがありがたい。
豚カツ定食ならごはんと味噌汁に、ちょっとした漬け物におとうふにいためものがついてくるし、アジフライ定食や焼肉定食なども同じくバランスを考えた献立のようについてきます。
ボリューム満点で、コスパ良すぎな気さくなおじさんが経営するお食事処です。
営業時間:12:00~14:00 17:00~22:00(日曜定休)
☎0743545803
〒639-1101 奈良県大和郡山市下三橋町435−13
大和郡山城は豊臣秀長ゆかりの城下町!大和郡山城へアクセス
大和郡山城へ交通機関でアクセス
〇JR名古屋駅~JR京都駅(東海道新幹線)
〇京都駅~竹田駅(烏丸線)
〇竹田駅~大和西大寺駅(近鉄京都線)
〇大和西大寺駅~近鉄郡山駅(近鉄橿原線)
〇近鉄郡山駅西出口より徒歩すぐに到着(約2時間)
*JR京都駅からJR奈良線~JR大和路線経由でJR郡山駅西出口より城下町をてくてく行く方法もあります
大和郡山城へマイカーでアクセス
〇名古屋駅太閤通口側~名古屋市道名古屋環状線を左折し県道115号線へ向かう~名古屋高速5号万場線 烏森入口~万場大橋~名古屋西本線料金所(東名阪自動車)~木曾川橋~揖斐長良川橋~大山田PA~員弁川橋~四日市JCT~新名神高速道路~新四日市JCT~鈴鹿PA~野登トンネル~亀山西JCT~鈴鹿トンネル~土山SA~甲南PA~杉谷川橋~甲南トンネル~隼人川橋~信楽IC下車
〇国道307号線右折して入る~紫香楽宮跡駅~近江グリーンロード~長野信号右折~立石橋信号直進~国道422号線~協和ゴルフクラブの付近で左折~下朝宮発電所付近左折~県道5号線(木津信楽線)に交差したら右折~和束川に沿って道なりに進む~瓶原大橋~国道163号線と交差したら右折~京都いづみチャーミングロード~木津川に沿って進む~上狛信号・国道24号線を左折~ウワナベ古墳~西九条町南信号を右折~平城京羅城門跡方面へ~程なく大和郡山城跡公園に到着(約141km)
*ETCカードの期限切れと差し忘れにご注意下さい
大和郡山城駐車場
大和郡山城周辺には、省スペースながらもいくつかの無料駐車スペースがありますので、そちらをご紹介していきます。
〇やまと郡山城ホール駐車場
地上97台 地下73台の駐車スペースがあります
入場後2時間無料(2時間越え500円)
〒639-1160 奈良県大和郡山市北郡山町639
〇郡山城 駐車場
追手門横にある駐車場です
10台くらい停められるスペースです
〒639-1011 奈良県大和郡山市城内町2 Unnamed Road
〇郡山城情報館駐車場
郡山城に一番近い駐車場ですが、イベントなどがあるときは早めにつかないと停められないこともあります。
営業時間:7:00~17:00
☎0743531689
〒639-1011 奈良県大和郡山市城内町2−38
大和郡山城周辺を散策していこう!
大和郡山城周辺を散策 筒井城跡
ここは戦国期の始まりの応仁の乱(おうにんのらん)時期に、筒井順覚(つついじゅんかく)氏が筒井館を築いたのが始まりではないかといわれています。
何度も応仁の乱から戦国時代にこの地を巡る攻防戦が繰り広げられてきたといわれています。
その後は織田信長氏に仕えた松永秀久氏と筒井順慶氏とが、取ったり取られたりの攻防戦を、この地で繰り返された歴史がありました。
さておき、現在の筒井城跡は畑地や水田に宅地となっており、城マニアでないと味っけない城跡に思われてしまいそうですが、何回かの発掘調査により、当時の城郭の遺構が見えてこられています。
石垣を持たない城としては、最大級の城跡に入る大きさだったということが分かっってきています。
城内には、菅田比売神社(すがたひめじんじゃ)が鎮座していて、筒井順慶氏の五輪塔覆堂(ごりんとうおおいどう)などや光専寺の山門があり、当時を偲ぶこともできます。
中には筒井順昭(つついじゅんあき)氏や筒井順慶氏の蒔き絵なども残っています。
ここに歴史に残る松永秀久氏との攻防が繰り広げられ、やがて織田信長氏に謀反(むほん)を起こした秀久氏が信貴山城で爆死による自害をして終結を迎かえますが、そんな歴史も思いながら感じながら来てほしいかなと思います。
大和郡山城周辺を散策 平城京跡歴史公園
奈良と言えば、聖徳太子(しょうとくたいし)ゆかりの法隆寺や、薬師寺に唐招提寺などに奈良の大仏がある東大寺などなどの有名な神社が数々あって紹介しきれないですが、その中でここ平城京跡を紹介します。
「なんと立派な平城京」と言われたことが今も語り継がれているほど、都の街並みの背景も整った道造りが居りなされた都だったのでしょう。
発掘調査により、平城宮の朱雀門(すざくもん)からまっすぐに整備された朱雀大路は右京と左京に分けられていて、長手は平城宮から羅生門の外部まで約4,8kmで横方向は約4.3kmあったとされます。
その平城京には皇族,貴族,役人などの家族も含めておよそ8万人くらいが住まわっていたと想像されています。
その平城京跡も8世紀に建立されてた平城宮(第一次太極殿)が復元され、「古都奈良の文化財」として、世界遺産にも登録されています。
他にも復元された朱雀門祁荅(すざくもいんけんといん)と、東院庭園も復元整備されて、平成22年に 平城遷都1300年祭も開催されました。
令和4年には、第一次太極殿院南門の復元もされ、平城宮跡歴史公園はさらに充実した奈良時代の皇族の政やその時代の様子が分かるようになりました。
ぜひ大和郡山城跡と一緒にこちらの平城京跡も、立ち寄っていきたい場所です。
開催時間:9:00~16:30(無料)
☎0742368780
〒630-8012 奈良県奈良市二条大路南3丁目5−1
大和郡山城は豊臣秀長ゆかりの城下町!あとがき
なかなか奈良というと、奈良時代や平安時代といった奈良の大仏や法隆寺といった古の時代ばかりの土地柄と思ってきていましたが、ふと歴史を振り返れば、戦国の城跡もあることに時代の移り変わりを感じます。

251004194912051
こうした歴史の深いところに、戦国の歴史に大きく名を遺した豊臣秀長氏などの歴史人のゆかりの地ということを思いながら、またこの大和国に足を運んでいきたいなと思っています。
ぜひ皆さんも私のブログを参考に足を運んでいただけたら嬉しいです。
それではまた次のブログでも最後までお立会い頂けたら嬉しいですので、またよろしくお願いいたします。
コメント