紀州和歌山城といえば紀ノ川が流れて、船をつける港が置かれて、水路では淡路国(あわじのくに)に讃岐国(さぬきのくに)、阿波国(あわのくに){それぞれ現在の四国}に船で渡れば行ける交通の要所でした。
摂津国(せっつのくに)や京にも近い地で、江戸幕府も重要視していた要(かなめ)の場所でもあります。
そこにある紀州和歌山城の見どころと、周辺のグルメな食べ歩きのお店紹介を中心にお届けしていきます。
その他歴史の観光にやはり和歌山城に幕末の台場跡などもご紹介していきます。
今回も私のブログに最後までお立会していただけたらうれしいです。
- 和歌山城の周辺を食べ歩きで楽しむ徳川お膝元を食べ歩こうよ
- 和歌山城内で食べ歩き お天守茶屋
- 和歌山城周辺でグルメを楽しむ farm TO TABLE 十四階農園
- 和歌山城周辺でグルメを楽しむ JOY味村
- 和歌山城周辺でグルメを楽しむ あんど熊猫酒場
- 和歌山城周辺でグルメを楽しむ 県庁前まつや食堂
- 和歌山城の周辺でランチを楽しむ 和歌山県庁地下食堂信濃屋
- 和歌山城の周辺でランチを楽しむ イタリア料理店ラ・タヴェルナ コヴォ
- 和歌山城の周辺でランチを楽しむ サロン・ド・ブレスト
- 和歌山城周辺でグルメを楽しむ 蘭香園 広東料理店
- 和歌山城の周辺でランチを楽しむ インドレストラン・ラクシュミー
- 和歌山城の周辺でランチを楽しむ migiwa standard
- 和歌山城周辺でグルメを楽しむ CUPS coffee & cupcakes
- 和歌山城周辺でグルメを楽しむ 紬生
- 和歌山城の周辺でランチを楽しむ 山為食堂
- 和歌山城の見どころを観光して徳川お膝元の名城を旅して行こう
- 和歌山城天守閣にも老朽化に耐震補強か、木造復元かの岐路に
- 徳川お膝元の名城と観光の旅に行こう わかやま歴史館
- 和歌山城の見どころと行きどころ 木船で遊覧しながら御橋廊下や石垣を優雅に見よう!
- 和歌山城公園へアクセス
- 和歌山城公園駐車場
- 徳川お膝元の名城と観光の旅に行こう 紀州東照宮
- 徳川お膝元の名城と観光の旅に行こう 和歌の浦
- 徳川お膝元の名城と観光の旅に行こう 砲台跡の遺構
- 徳川お膝元の名城と観光の旅に行こう 友ヶ島
- 和歌山城の周辺を食べ歩きと見どころで楽しもう!徳川お膝元の名城と観光の旅 あとがき
和歌山城の周辺を食べ歩きで楽しむ徳川お膝元を食べ歩こうよ
和歌山城に観光できたら復元天守閣には410円で入城して拝観できますが、その前にあるいは和歌山城を登って観光後に和歌山城周辺を、グルメなランチなどを楽しみながら食べ歩きしてもらえるおすすめなお店を紹介していきます。
和歌山城内で食べ歩き お天守茶屋
先ずは和歌山城に入城して立ち寄りたくなるのは、天守にたどり着くとあるお天守茶屋ですね。
お土産などが購入できる売店は10時から17時半まで営業されていて、和歌山城散策の思い出にキーホルダーやお城グッズをここで購入できます。
うどんやそばなど食べれる食堂になっていますが、ここは小腹を埋める程度のお天守団子セットがいいですよ。
あたたかいお茶とだんご3兄弟が2つで300円で腹持ちのいい甘いところが食べれます。
ちょっと一息に立ち寄ってみてください。
営業時間:10:00~17:30
☎0734887640
和歌山県和歌山市一番丁
和歌山城周辺でグルメを楽しむ farm TO TABLE 十四階農園
和歌山城周辺の城下町に出ると、水堀のある西の丸側に市役所がありまして、その中の14階に店舗があるその名も十四階農園があります。
お城が見えるレストランでも知られていて、ビュッフェスタイルでアルコールは別料金になっています。
九つに分けられた取りやすいプレートで、たくさん用意されたハンバーグや煮物、煮魚などをのせてお腹いっぱい食べましょう。
めずらしい温野菜なども置かれていて、食事のバランスも考えて食べれちゃいます。
営業時間:10:00~15:00(土日は1時間づつ最初と終わりを短縮営業して11時から14時まで)
☎0734351171
和歌山県和歌山市七番丁23番地 14F
和歌山城周辺でグルメを楽しむ JOY味村
ここJOY味村はフランス料理の一軒家で、固くばった大人だけが高級料理をランチやディナーコースを楽しむような固定概念がなく、お子様連れでも入れる敷居が高い設定になっているのがいいです。
それでいて、おしゃれで落ち着いた空間なお店で、ひとつひとつの料理が目で楽しめるデザイン料理となっています。
ランチメニューは、季節の特別ランチコース6600円(税込)アミューズ 前菜 スープなど全9品
シェフおすすめランチ3850円(税込)アミューズ 前菜 本日のスープなど全7品
それにAランチ2750円(税込)にBランチ4950円と堪能できるランチの用意をしてシェフがお待ちしています。
営業時間:11:00~15:00 17:30~22:00(月曜定休)
☎0734264433
和歌山県和歌山市片岡町1ー1ー29 岡公園前 パークハウス
和歌山城周辺でグルメを楽しむ あんど熊猫酒場
ランチタイムによし、夜食タイムに飲みながらつまみを食べに行くのもいいお店です。
中華でランチには、唐揚げと一品料理に麻婆豆腐+大きな麺あるいは、チャーハンとデザートにドリンクがメニューの大熊猫(だいくまねこ)定食に小熊猫(しょうくまねこ)定食に四川麻婆飯&唐揚げセットが人気です。
その他にも熊野牛ほるもんてっちゃんの鍋や渡り蟹の四川火炎鍋など、聞いただけでよだれが出そうなメニューがありますよ。
営業時間:11:30~13:30 17:00~23:45(火曜定休)
☎0734275557
和歌山県和歌山市雑賀屋町町東ノ町51 第二新谷ビル1F
和歌山城周辺でグルメを楽しむ 県庁前まつや食堂
一見普通の大衆食堂と外観からだと感じてしまいますが、幕ノ内や懐石料理など幅広く出してアットホームなお店のまつや食堂。
食事の後には、チョコパフェかフルーツパフェを食べるのが、昭和の子供も今は大人で、そうするのがルーティンです。
ランチにトンカツセットやポークスタミナ丼セットも手ごろに頂けるセットメニューもあります。
営業時間:10:30~21:00
☎0734313371
和歌山県和歌山市雑賀屋町東ノ丁
和歌山城の周辺でランチを楽しむ 和歌山県庁地下食堂信濃屋
”信濃屋”の提燈が目印のうどん・そばが主流なおみせです。
ですが、ここではめずらしい、しし丼やししとじ丼にししうどん/そばがメニューにあります。
ランチタイムに1000円でおつりがくる料理をご堪能あれ。
地下にあるお店なので、分かりにくいけどもう一回赤い提燈の”信濃屋”が目印ですよ。
営業時間:11:00~15:00(土、日曜定休)
☎0734320151
和歌山県和歌山市小松原通1ー1ー1
和歌山城の周辺でランチを楽しむ イタリア料理店ラ・タヴェルナ コヴォ
隠れ家的な趣の入り口になっているイタリアレストランです。
ランチタイムはパスタランチやフレスカランチと限定メニューですが、夜のディナーはひと味違ったディアボラやカチャトーラ(猟師風煮込み)などなどのメニューがあり、上質なワインと一緒にめしあがりながら今宵を心ゆくまで堪能気分を。
営業時間:11:00~14:30 17:30~21:00(日、月曜定休)
☎0734276110
和歌山県和歌山市雑賀屋町37−103
和歌山城の周辺でランチを楽しむ サロン・ド・ブレスト
和歌山城公園の周りってなかなかインターナショナルで、和食に中華にイタリア料理からここサロン・ド・ブレストはフランス料理です。
冗談はともかくランチタイムはAコース1980円(税込)とBコース2640円(税込)、Cコース3080円(税込)そしてオマールランチコース3960円(税込)とフルコース4620円(税込)が用意されています。
本格的プロのシェフが作る料理はディナーにはさらに発揮されてランチに気に入ったら、夜もここでディナーを楽しんでくださいませ。
営業時間:11:00~22:00
☎0734366033
和歌山県和歌山市片岡町1ー1ー59
和歌山城周辺でグルメを楽しむ 蘭香園 広東料理店
おすすめ定食950円が、ラーメン定食に麻婆豆腐定食や唐揚げ定食などなどが用意されています。
その他にもフカヒレ麺や点心セットなど充実した中華レストランメニューが見られます。
時間がある方は「蘭香園の食べ放題」90分制3200円(税込)の飲茶式にお料理が出てくるコースがおすすめです。
夜はライトアップされる和歌山城天守閣が見えて奇麗です。
営業時間:11:00~14:30 17:00~22:30
☎0734888298
和歌山県和歌山市七番丁26−1 モンティグレ 3階
和歌山城の周辺でランチを楽しむ インドレストラン・ラクシュミー
さて次はインド料理のご紹介になります。
厳選されたスパイスにコリアンダー、パプリカ、カルダモン、クミンにシナモンなどなどインド料理には欠かせない隠し味が配合された料理が出てきます。
チキンカレーやキーマカレーランチなど、独特の辛みのカレーが用意されていて、辛いですが食べた後すっきりするカレーですよ。
500円一品料理メニューもあるので、ぜひ立ち寄ってください。
営業時間:11:00~14:30 17:00~22:30(第2、第4月曜定休)
☎0734233372
和歌山県和歌山市雑賀屋町36
和歌山城の周辺でランチを楽しむ migiwa standard
とてもボリューミィで白いご飯は、一杯お替り無料なお店で、おかずが良くご飯のお替りは必ずしたくなるので、うれしいことです。
週替わりセットやランチメニューの手ごねハンバーグ デミグラスソースや手ごねハンバーグBBQソースにエビフライは1000円でおつりがくるうれしいメニューであり、大人のお子様ランチ(ごはん、スープ付き)なんて頼まないわけがないメニューが盛りだくさんです。
デザートメニューもまた必見です。
営業時間:11:00~17:00(日曜定休)
☎08083183803
和歌山県和歌山市北汀丁8
和歌山城周辺でグルメを楽しむ CUPS coffee & cupcakes
天気のいい日は、ペットを連れて和歌山城下町の散歩に出かけた時は、ここCUPSのウッドデッキで、スイートにしっかり濃い生姜のきいたジンジャエールでお腹ものども潤してください。
・飽きのこないCAPSの女王 ・5種ポップコーンオリーブオイル仕立て ・カナダ産メープル&スパイシーなシナモン ・ラズベリー&ストロベリー2種のベリークリーム ・GHIRARDELLIチョコにサクサクオレオ ・ローストココナッツが引き立つ濃厚な抹茶 と5つのカップケーキがあります。
これはぜひお店に行ってご堪能下さい。
なんか女子らの隠れ家的スイーツ店と称しておきましょう。
営業時間:12:00~18:00(土、日曜は10時から営業)
☎0734887154
和歌山県和歌山市藪ノ丁13−8
和歌山城周辺でグルメを楽しむ 紬生
ちょっとここは大行列もできる有名スイーツ店になっている「紬生(つむぎ)」です。
といいつつも平日はすぐ店内にはいれちゃいま~すよ。
そうめんみたいな和栗のモンブランジェラートはコーヒーにあい夏は、水出しアイスコーヒーかカフェオーレで召しあがってみて。
お土産に紬生缶のイチゴ、巨峰、マンゴー、ブルーハワイは何故かテイクアウトしたくなってしまう一品です。
営業時間:11:00~18:00
☎0734071503
和歌山県和歌山市万町25 フューチャー本町 101
和歌山城の周辺でランチを楽しむ 山為食堂
常連さんに人気のラーメン屋で、お昼時にはオフィス街ともあり行列ができる盛況ぶりです。
和歌山ラーメンこってり系ですが、実際スープは見た目よりもさっぱりしていて、気づくとどんぶりを持って全部飲み干してしまうおいしさです。
うどんもあっておいしそうですが、やはりおすすめはチャーシュー麵がいいですね。
一度食べると病みつきになるおいしさで、行列が出来るのも納得のおいしさのラーメン屋です。
営業時間:11:00~17:00(日曜定休)
☎0734229113
和歌山県和歌山市福町12
和歌山城の見どころを観光して徳川お膝元の名城を旅して行こう
和歌山城の見どころ 和歌山城公園動物園
私の知るうえでは、もと城跡を復元される前の歴史の中で、一時動物園が開園されていた”相模国小田原城跡地”などや、加瀬城跡ではあるものの、今や夢見が崎公園のホリビアリスザル、うさぎやミーアキャットにアライグマなどなどとふれ合える唯一の動物公園です。
旧大手門側の広場にいつでも見に行けるようになっています。
和歌山城天守閣の登城途中でも、登城後にでも観光の際には寄って、動物たちに癒されて下さいね。
☎0734248635
和歌山県和歌山市一番丁3
徳川お膝元の名城の和歌山城のかんたん歴史
1585年の豊臣政権の閣下にあった日ノ本(ひのもと)に、豊臣秀吉(とよとみひでよし)公の命によって片腕だった羽柴秀長(はしばひでなが)氏に紀州征伐で平定されると、この当時「若山」とよばれていた虎伏山(とらふすやま)の頂上に天守が築城されたのが、和歌山城の始まりです。
石垣積みの指揮で名高い藤堂高虎(とうどうたかとら)氏を筆頭に、秀長氏の側近だった羽田正親(はねだまさちか)氏や横浜一庵(よこはまいちあん)氏が補佐として築城に携わっとされています。
たった1年ほどで城郭は整備され、若山を「和歌山」と名を改められ、今に至ります。
この平山城は江戸時代の徳川政権に入ると、紀伊若山藩初代の徳川頼宜(とくがわよりのぶ)氏はこの和歌山城を大改修し、壮大な城構えを計画したため、江戸幕府より謀反の疑いをかけられるほどだったと伝わります。
天下泰平の戦が無くなった時期に、何という考えを持ったお殿様だったのでしょうかね。
附家老の安藤直次(あんどうなおつぐ)氏の弁明により、謀反(むほん)の疑いはなくなったものの、総構えの計画までされていて、堀止など地名が残るほど1/4の規模に縮小された城郭にされたといい伝わります。
その後は、火災と再建の繰り返しで1850年に徳川御三家という名目で、大小天守の再建が許可されて築城再建された天守閣が昭和の戦前まで現存されていました。
しかしここでも、昭和20年のアメリカ軍による和歌山大空襲で、本当に残念無念なことに天守を含む11棟が焼け落ちてしまいました。
これにはあの世で徳川吉宗(とくがわよしむね)公も、像に乗りながら怒っておられたと思います。
その後東京工業大学名誉教授で日本建築家の藤岡通夫(ふじおかみちお)氏の指示によって、鉄筋コンクリート造で和歌山城天守は再建されて、徐々に門や渡り櫓なども再建されていきました。
戦備を免れた野面積や打込みはぎの石垣が、昔から残る和歌山城も国指定史跡になり、岡口門は重要文化財に追廻門は市指定文化財に指定されています。
和歌山城天守閣にも老朽化に耐震補強か、木造復元かの岐路に
1945年まで江戸時代に建築されて現存されていた和歌山城天守閣も、アメリカの攻撃による和歌山大空襲により焼け落ちてしまいましたが、現在RC構造により外観復元された和歌山のシンボルとなっています。
しかしこの和歌山城も名古屋城天守閣のように、老朽化により耐震補強を含める復旧工事を行い現状維持していくのか、約82億円をかけて木造復元の大プロジェクトに動くかの岐路に立たされています。
このことに城郭考古学者の千田嘉博(せんだよしひろ)さんも木造再建に絶大な魅力を語っていました。
日本の伝統技術の大工工事や瓦、左官工事などをこれからも伝統技術として伝えていくことが出来る部分や、江戸時代の往時の姿を残していくことを話されています。
城好きの私もこのことには賛同で、やはり大きな予算を強いられることは大変なことで、市の税金をもっと良い形で使ってほしいとの声もあるかと思います。
しかし、日本の宝を今の技術でしっかり再建すれば、今後200年、300年と和歌山のシンボルとして維持され、たくさんの方、日本だけではなく海外からの人たちが観光に訪れるようになれば地域活性化にも繋がっていきます。
またこれからの子供たちに、本当の歴史が伝達されていくことになると信じます。
この問題には、現在も3期を務める和歌山尾花正智市長は2020年11月には、耐震補強を行うことを優先して、今後の和歌山市の繁栄にも向けて、スケジュールは見直す検討はするも木造再建する考えは、変えない方向で動いていくと考えを述べています。
これから土台の石垣の保存の修復問題など、文化庁との長い討論が繰り広がると思われますが、再建されることを楽しみにここも注目していきたいと思います。
徳川お膝元の名城と観光の旅に行こう わかやま歴史館
「わかやまの歴史絵巻」につづられる、これから2024年度大河ドラマにもなる「光る君へ」も注目される紫式部を着目した、”源氏物語絵図屏風”や”平家物語画帖”に坂上田村麻呂(さかのうえたむらまろ)氏の鬼退治の場面の”妖怪退治図屏風”などの作品が飾られています。
また和歌山城の歴史を伝える「紀州徳川家伝来の金印」やシアタールームでは、「よみがえる和歌山城」が上映されています。
館内にはお土産コーナーもあり観光の思い出に買い物して行く施設もあります。
営業時間:9:00~17:30
☎0734351044
和歌山県和歌山市一番丁三番地
和歌山城の見どころと行きどころ 木船で遊覧しながら御橋廊下や石垣を優雅に見よう!
小耳にはさんだ情報ですが、元旦の早朝6時から9時までは無料で天守閣を拝観できて、さらに先着1000名様まで、和歌山城特製のかわらけが毎年ご来場者の方たちに記念品として配布されてます。
ぜひこの機会に地元の方や、特に観光で元旦に和歌山へ行かれる方は、想い出の記念に登城してもらいたいのでお伝えします。
本来からわけは、鎌倉,室町,戦国時代に戦勝祈願と戦の士気を高めるために、盃(さかずき)を皆で交わし、一気に飲んだ後に、床に叩きつけてかわらけを割ることによって、勢いをつけ戦場に向かう際に取り入れられた焼き物でした.
しかし授かったかわらけを戦もない現在で、床で叩き割って戦勝祈願は無いので、提案としてぜひ八角柱の盛り塩をして、玄関に飾って魔除けのおまじないにしてください。
*詳しくは和歌山市のホームページをご確認してください。
さて和歌山城に来たらぜひお堀にかけられた二ノ丸から西の丸へ渡る「和歌山城 御橋廊下」が復元ではありますが、長さ 約26.7m、幅 約2.95mの斜め斜面で、地面と堀の斜面に合わせた懸け造りで建てられた全国でも珍しいつくりの渡し廊下です。
靴を脱いで歩けるようになっていますが、床板が緩やかな階段のように敷きこまれていて、これは現代の滑らないようにした観光客への配慮と受けますが、お殿様は当時この勾配がある御橋廊下を歩くときころばなかったのでしょうかね。
そしてもう一つ、和歌山城の大人の遊び場的なおすすめは、遊覧船(木船)でお堀を巡れるようになっています。
ご当地名物人の岸さんが、船頭を行ってくれます。
遊覧体験は普段は、土、日曜、祝日の運行ですが、期間によっては連日運航を実施しております。
先着順で遊覧船に乗ることが出来ますので、石垣の豊臣秀長(とよとみひでなが)氏が時代の荒々しい野面積み石垣と、整った石垣積技術で紀州徳川期の切込みハギと打ち込みハギの3種類が間近くで見れる迫力は大です。
石垣の迫力と、また季節によっては桜の時期や紅葉時期に来た際は、花見の楽しみもある船からの見物もまた乙なものです。
もちろんその渡り廊下を堀の下をくぐって見ることが出来て、石垣とプラスで、お城ファンには何と贅沢なフルコースで満腹ですよね。
料金:大人(中学生以上)700円 小人300円
受付時間:10:00~16:00
☎「アルゴス」0734566606
和歌山城公園へアクセス
〇公共交通機関(電車)
大阪駅~新今宮駅(大阪環状線) 新今宮駅~和歌山市駅(南海特急 和歌山市駅行):約1時間50分
孝子越街道市堀川を過ぎ、和歌山市役所へ向かい徒歩:約25分程
〇マイカー
梅田料金所(阪神高速11号池田線)~(阪神1号環状線)~(阪神高速16号大阪港線)~天保山JCT~(阪神高速5号湾岸線)~港大橋~(阪神高速4号湾岸線)~(阪神高速5号湾岸線)~三宝JCT~(阪神阪神高速4号湾岸線)~(関西空港自動車道)~上之郷料金所~泉佐野JCT~阪和自動車道~和歌山JCT~和歌山料金所~国道24号線(和歌山バイパス)~145号線(宮街道)~138号線(三年坂通り)~和歌山城公園:約1時間10分
*お出かけの際、ETCカードの差し忘れがないことをご確認ください
和歌山城公園駐車場
大手門側の和歌山市役所前にある、和歌山市営北駐車場か和歌山市営中央駐車場が約776台停めれます。
駐車料は60分以内は無料です。
・平日60分超え90分以内320円 以降30分おき160円
・土、日曜、祝日は60分超え120分以内320円 以降60分おき160円
☎0734325309
和歌山県和歌山市七番丁19
徳川お膝元の名城と観光の旅に行こう 紀州東照宮
ここの紀州東照宮でも、豪華な建造物の彫刻や壁画などにも凝られた趣向のある寺院となっています。
”徳川家康公”がここでも祀られており、参拝に来られる方が多くいらしゃいます。
少しでも天に近い場所にと建立された本殿や拝殿は108段の急な石段を登ったところにあります。
ほとんどの建造物の建造物の唐門や拝殿、石の間に楼門などは重要文化財に指定されたものばかりです。
彫刻と壁画には、天女と鳳凰,鷹と雉,龍と虎,緋鯉と真鯉,鶴と亀をぜひともご覧なっていくと良いです。
鳥居をくぐると家臣団より寄進された石灯篭が並び立ち、そこを歩けば厳かな気持ちになりましょう。
ここの本殿から望む和歌の浦の展望は絶景で、静岡県久能山東照宮にも似た景色にも感じられますが、実際には全く異なる景色ですよね。
久能山東照宮のブログも投稿していますので良かったら後で読んで下さい。
隣の和歌浦天満宮も同時に参拝してください。
専用駐車場がありますが、和歌浦天満宮専用駐車場なら無料で停められます。(紀州東照宮専用駐車場:60分/100円
参拝時間9:00~16:00
☎0734440808
和歌山県和歌山市和歌浦西2ー1−20
徳川お膝元の名城と観光の旅に行こう 和歌の浦
古の平安時代の万葉集で「わかの浦に 潮満ちくれば 潟をなみ 芦辺をさして 鶴鳴きわたる」と山部赤人(やまべのあかひと)氏にその景色に景観を見て歌われたこの地は、日本遺産絶景の宝庫ともいわれています。
蓬莱岩(ほうらいいわ)辺りの景観はその頃に雰囲気が残っているのでしょう。
またその先の田ノ浦漁港側から見る、山谷にたたずむ漁港町は夜になるとここの家明かりが灯ると、大げさかもしれませんがアマルフィ海岸を思わせる風景です。
また三ツ星ホテルの「和歌の浦温泉 萬波」をはさんで、山部赤人氏を偲ぶ”夢の鐘”があり、東に
”いかりの鐘”があります。
ストレスが溜まっている方は、ぜひいかりの鐘を大きく鳴らして、いらいらを海に流していって下さい。
また散歩がてら和歌の浦の海岸通りを歩くと、新和歌浦廃灯台もあり、明治44年に造られた新和歌浦第一隧道などノスタルジックな場所もあるので、歩きかサイクリングがおすすめです。
徳川お膝元の名城と観光の旅に行こう 砲台跡の遺構
幕末や明治にかけてこの松山城周辺には、数々の台場や砲台が異国船の侵入を防ぐために備えられた史跡が残ります。
〇見晴らしの丘のそばに田倉崎砲台跡と火薬庫の遺構が今もしっかり残っています。
和歌山県和歌山市加太1820−93
〇和歌山市加太には、方砲台跡を始め左翼観測所や加太砲台 弾廠跡.(だんしょうあと)、 厠跡(今でいうトイレ)、加太砲台火薬庫跡が遺構で残っています。
和歌山県和歌山市加太1907 友愛の像
〇:深山ハイキングコースを進めば、深山第一砲台、第二砲台、第三砲台と遺構が残っています。
☎ 0734590321
和歌山県和歌山市深山
〇トンガの鼻の付近は雑賀崎台場跡の一部石垣が残り、丘の下の方にも算木積石垣の遺構が残っています。
和歌山県和歌山市雑賀崎
〇水軒住吉前台場跡も土塁のみ確認できますが、幕末に造られた遺構が残っています。
和歌山県和歌山市西浜1273−4
徳川お膝元の名城と観光の旅に行こう 友ヶ島
異国に備える要塞の砲台跡が残る地
淡路島におかれた第一砲台跡(要塞跡 見学テラス)と挟むように、異人の船を警戒した台場跡の遺跡が今も良好に残る”友ヶ島(ともがしま)”はおすすめです。
軍事施設のために島の開発がされたといっても過言ではない島で、明治時代に入るとレンガ造りで要塞の鉄壁で造り替えられた島です。
第一砲台~第五砲台跡まで良好にレンガ造りの建造物が残る軍事施設の観光の島です。
友ヶ島の中には旧海軍聴音所跡が残りますが、正式には「紀伊防備隊友ヶ島衛所」と呼び、大阪湾に侵入する異国の潜水艦のスクリュウ音などの検知を有線でする役目の場所がありました。
皆さん口々に”天空のラピュタ”のイメージに重ね合わせて、ここは宮崎駿監督の映画のまるでラピュタだといわれます。
それはさておき、これだけの軍事施設の遺構がしっかり残っているのは、史跡の保存と、島国となった場所に軍事施設がおかれたことで、開発に手が入らなかったことが、今に歴史が伝えられることの一因であると考えられます。
友ヶ島にアクセス
約1時間おきに遊覧船が加太漁港より9時から16時まで往復しています。
それが友ヶ島汽船です。
所要時間は約20分で島に到着します。(昔の方たちは、木船やボートを漕いで島に行っていたんですね)
料金は往復で大人2200円 小人1100円で遊覧可能です。
野奈浦広場~加太港へ到着します。
ひとときの遊覧をお楽しみくださいませ。
和歌山県和歌山市加太
和歌山城の周辺を食べ歩きと見どころで楽しもう!徳川お膝元の名城と観光の旅 あとがき
江戸時代には、和歌山県は彦根や名古屋の御三家として、徳川幕府のお膝元と呼ばれるだけの重要視されていた、交通の要所でした。
そこに設けられていた和歌山藩和歌山城という歴史ある城下町は、これからも繫栄していくのでしょう。
和歌山県には、まだまだ伝えられていないたくさんの歴史ある県で、熊野古道や熊野大社に高野山と続く古の道が残る日本の聖地でもあります。
その他にも和歌山城のある、近畿の城散策の参考になるブログも投稿していますので、興味あればこちらのリンクをクリックしてください。
そんな紀州のスポットへこのブログが参考になって頂けたのならうれしいです。
また次の私のブログにもお立ち寄りください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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