高野山と吉野山に熊野三山のデルタ地帯に囲まれた中心にあるのが、天河大辨財天社(てんかわだいべんざいてんしゃ)になります。
山岳地帯で山に囲まれた盆地に、奈良県吉野郡天川村の天ノ川に面した場所に天河大辨財天社はあります。
この通称天河神社は行こうとしても行けないという、神社に呼ばれないとたどり着くことが出来ない、そこは不思議体験とスピリチュアルに満ちた霊験あらたかな聖地といわれてます。
その天河神社のエピソードや山登りの奥宮巡礼のご案内に、やはり外せない、天河神社周辺での食べ歩きのランチにおすすめなお店の紹介をしていきます。
さあ、呼ばれないとたどり着けないパワースポットに行きましょう。
ぜひ最後まで私のブログにお立会い下さい。
天河神社に呼ばれる不思議体験!行こうとしてもたどり着けないゼロ磁場地域の天河神社を探求しよう!
天河神社に呼ばれる不思議体験!行こうとしてもたどり着けないゼロ磁場地域の山岳に囲まれた霊験あらたかな聖地に行ってみよう
天河大辨財天社は、古(いにしえ)の飛鳥時代に役行者(えんのぎょうじゃ)が、修験道として”弥山”(みせん)の鎮守を祀ったのが始まりとされています。
山岳地帯に囲まれた聖地は、今でこそ天ノ川に沿うようにすずかけの道(県道53号線)が山間に舗装されていて、橋やトンネルが通っていますが、往時の古代にはそれすらもない木々が生い茂った道なき道を歩いていったのでしょう。
さてここ天河神社は、日本三大弁財天の一つといわれていて、厳島(いつくしま)や琵琶湖竹生島(びわこちくぶしま)に並ぶ聖地になっています。
芸能の神と知られています市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)を主祭神として祀る弁財天です。
有名芸能人がお忍びでお参りに来ていることが、ユーチューブなどでも紹介されていますが、DOMOTO(元KinKi Kids)の堂本剛さんが来られていたり、松任谷由実さんや長渕剛さんらもお参りされているといいます。
そんなことで縁が無ければ、行こうとしてもたどり着けない、呼ばれない行けないといわれる天河神社にその気になっていってみてスピリチュアルを感じにいきましょう。
創建は実に7世紀の頃といわれている天河神社には、毎年この山岳の弁財天にたくさんの参拝者が来られています。
しかしなぜそんなにたくさんの方が、行こうとしてもたどりつけない、呼ばれないと行くことが出来ない神社に来れるんでしょうね⁉
しかしそれは、霊験あらたかな神に近い場所の弥山(みせん)と呼ばれる天河大弁財天社の奥の院がおこされた場所は、1895mある弥山は八経ヶ岳に次ぐ標高のところに造られています。
その弥山は、吉野熊野国立公園の頂上にあって、弥山登山口の大峯奥駆道(おおみねおくがけみち)は、ユネスコ世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」として登録されています。
古には、荒修行のためこの弥山に行者の信仰であり、霊験あらたかな空気が漂っておって、今や登山道ルートにもなる場所にあります。
往時はもちろん今のように登山道はなく、道なき道を登っていき、自然に囲まれた山を進み、途中には川や滝が流れる音が聞こえる砂利道を歩んでいったことでしょう。
時には鹿やたぬき、最悪に狼や熊に会ってしまうこともあったと思われ、そんな危険と隣り合わせのも信者は道なき道をこのお堂を目指して登っていったんだと考えられます。
神聖なる苔(こけ)むした岩場や森林に枯れ木がうっそうと生えた場所を、通り抜けてて進んでいきます。
しかし険しい頂をめざすと、ひっそりと佇む奥院がその苦労が報われるお堂が迎てくれました(もちろん現在はルート途中に案内板があります)
大きなご祭殿ではないですが、ここに到達すると清々しい気持ちになるといいます。
これが古代に役行者によって開山された、飛鳥時代に通ずるうまし国吉野をこよなくめでた、天智天皇(てんちてんのう)の御英断の地なのです。
実際に登って弥山の頂にある奥の院に行くには、本格的な登山道になりますので、登山に適した靴や水や栄養になるウインダーゼリー飲料にクッキーなどを、リックサックに入れて背負っていくのがいいと思われます。
また怖いのは、出会いたくない熊など獣の出没が考えられますので、音がよく鳴る鈴を身に着けて鳴らし、熊撃退スプレーなどを片手に備えていくのがいいと思われます。
よって登山道入り口より山頂の奥の院(弥山神社)には、約3時間位をかけて登って行かなければならなくハードなので、登山に自信のない方は、奥の院にたどり着けないという事になります。
でも一度は行ってみたいゼロ磁場といわれる聖域ですよね。
天河大辨財天社の奥の院(弥山神社)は、天河神社から約15kmほど離れた国道309号線を東に進み、行者還トンネルの手前に弥山登山口駐車場があります。
また、役行者ゆかりの神社のブログを別に掲載していますので、ご興味あったらこちらも読んでみて下さい。

天河神社に呼ばれる不思議体験!行こうとしてもたどり着けないゼロ磁場地域 天河大辨財天社の本殿に赴こう
この奈良県吉野郡天川村に位置する、繰り返しますが山岳地帯で山に囲まれた盆地に、天川村の天ノ川に面した場所に天河大辨財天社はあります。
天河大辨財天社の周辺には、民家や民宿施設があり、天の川温泉などもあり、少しにぎやかな風景が見えてきて、都会の毎日に慣れた私などもちょっと自然に圧倒された気持ちから、緊張がほぐれてきます。
さてさて、境内へ入っていきましょう。
参道を通って手水舎で清めたら本堂に向かう道には、赤橋があります。
その先に鳥居があり、石段を上がっていくと、拝殿,本殿に着きます。
何ともぴーんと張りつめた厳かな空気に包まれた感覚になります。
それもそのはずです。
本殿には市杵島姫命が信仰されており、その他にも熊野坐大神,吉野坐大神などたくさんの神様が祀られています。
歴史には吉野にゆかりの深い、南北朝時代にここ吉野に南朝廷を興された後醍醐天皇(ごだいごてんのう)の像が左扉に大黒様とおかれています。
ここにはよく後醍醐天皇がお参りに通われていたことが伝わり、嫡男の大塔宮護良親王(おおとうのみやもりよししんのう)のゆかりも残っており、大塔宮遺跡が猿谷ダムの方へ周るとあります。
話しを戻しますと、右扉には日輪大弁財天がおかれていて、60年に一度御開帳されるというありがたい象で、次の拝観できる予定は2041年となるようです(拝観料が別途かかります)
その神様たちの前にはおおきな五十鈴(いすず)があり鈴には、「生魂(いくむすび),足魂(たるむすび),玉留魂(たまずめむすび)」という魂の進化にとって重要な3つの魂の状態が表されてあるそうです。
この五十鈴の伝承は、古代の天照大御神(あまてらすおおみかみ)が岩屋戸に籠ってしまった際、天宇受売命(あめのうずめのみこと)が神代鈴を矛(ほこ)につけて舞を舞ったことが伝わります。
そこにあやかって音楽や芸能,芸術の大神とご進徳が知られていて、その他財宝の大神,水の大神,弁舌・才智の大神として参拝されている方が多いといわれています。
御前の五十鈴は、しめ綱を回転させるように回すと良い音が響き、穢れを祓われて、次なる活力が湧くと信じられています。
さらに御利益のお持ち帰りとして、お土産の御守りに五十鈴守り(3千円からとやや高いですが)を買っていくのをおすすめします。
そして天河神社は、芸能の神様として能楽にも通じていて、立派な能楽堂が建っており、年に3回ほど能が奉納されています。
ここで新しい門出に挙式される方たちも多くおられ、素晴らしいこれからの人生に華が添えられています。
また本殿から5分ほど歩いて行ける鎮魂殿(禊殿)の方にも足を運んでください。
手水舎の先に朱色に塗られた鎮魂殿が静かに佇んでいます。
そこから天ノ川のほとりに向かっていくと、川をはさんだ向こうに縁起のいい六角岩が見えます。
しかし天ノ川を渡って六角岩の前には、神聖なる場所として近くまで行くことは出来ません。
川向いの離れた場所から六角岩に手を合わせ願い事をして下さい。
川のせせらぎも心地よく紅葉の季節に行くと、山木が色ずいていて映えスポットの光景が見えるの間違いなしです。
天河神社に呼ばれる不思議体験とスピリチュアル!寄って行こう 在原業平ノ墓
天川村立天川中学校の脇の道にひっそりと、本当にこんなところにと思われる場所にあの在原業平(ありわらのなりひら)氏のお墓と伝わる五輪塔がささやかに残されています。
在原業平氏といえばイケメンで、プレイボーイでも有名で「伊勢物語」に描かれているモデルだと伝わります。
現在よく知られるのは、百人一首の「ちはやぶる 神代(かみよ)も聞かず 龍田川(たつたがわ) 唐紅(からくれない)に 水くくるとは」の詩は、映画「ちはやふる」でおなじみです。
ちなみに調べると在原業平のお墓はここだけではなく、滋賀県高島市と京都府京都市にもあるようです。
名を後世に残す方は、お墓も人々に慕われいくつか設けられるのですね。
その一つが天川村に偲ばれていますので、天河神社からも近いのでお寄りになってみては。
〒638-0321 奈良県吉野郡天川村坪内246天河神社周辺で食べ歩きのランチ
天河神社周辺で食べ歩き お食事処 つるや
懐かしい昭和を感じるお店で、私が小学校の頃に親に連れられて出かけた時は、この雰囲気がありました。
家庭的なお食事処で、おにぎり(うめ・こんぶ 150円)と一緒にきつねあるいは月見,あんかけ(うどん・そば それぞれ700円)を頼んでしまう、そんな食堂ですね。
夏にここつるやに入ったら、にゅうめんかソーメンとおにぎりが食べたいな、と素朴に感じるお店ですね。
営業時間:11:00~17:00(火曜定休)
☎0747630108
〒638-0321 奈良県吉野郡天川村坪内27
天河神社周辺で食べ歩き お食事処 おおとり
これまたいっぷう変わったロゴハウスの構えのお食事処で、ビックサイズの丸太天井を見れば、ランチのお食事のボリューム感に期待大ですが、、、
思った通り期待を裏切らない価格も良心的で、量はやや多めに盛られたごはんにメインのおかずも食べ応えありのお店。
メニューは、牛塩タン(1600円)に特選牛たれ焼き(1500円)や、カツとじ,豚の角煮(それぞれ1400円)やとんかつ(1300円)などなど。
+300円でミニそばを付けることもできて、+100円でご飯も大盛に出来ます。
他にも猪カレーや穴子天重や自家焙煎オーガニックコーヒーなどもありますよ。
営業時間:11:00~15:00(土日は12:00~15:00)
☎08064460005
〒638-0321 奈良県吉野郡天川村坪内9
天河神社周辺で食べ歩き 今西商店
商店と看板がなっているので、食事処の横にある看板を見落としてしまいがちですが、れっきとしたレストランなんです。
がっつりランチに一等の豚丼(850円)がおすすめです。
ほかにもうどん・そばが手ごろな価格で、天ぷら,きつね,月見,昆布(それぞれ500円)です。
また自家製カレーライス(750円)もこってりで美味しい。
忘れてはいけないのは、「天川村おみやげ大賞グランプリ受賞」の天川プリン(250円)はぜひお土産で買って帰りたい一品です。
一度食べると病みつきになるのは食べやすさのまろやかプリンだからです。
営業時間:8:00~19:30(日曜定休)
☎0747630502
〒638-0322 奈良県吉野郡天川村南日裏158−7
天河神社周辺で食べ歩き 幸助
クチコミは良好で、しっかりした量で1000円以内でたっぷり食べれることが、評判で、地元の方がよく利用しているお店です。
ご夫婦で営業しているメニューは、親子丼(600円)やカツ丼(900円)などやエビフライカレー,カツカレー(それぞれ900円)にうどん・そば類はもちろん1000円でおつりがくるお値段。
定食はからあげ,カキフライ,エビフライ,トンカツ,しょうが焼き(それぞれ1200円)です。
夜の部ならば酒のつまみも揃っていて、例えばこんにゃくの刺し身やもろきゅうで、先ずはビールからなんて。
素泊まりの宿泊なら夜遅くまで営業しているのでいいのでは。
営業時間:11:00~14:00 18:00~22:00(日曜定休)
☎0747630560
〒638-0322 奈良県吉野郡天川村南日裏508
天河神社周辺で食べ歩き organic cafe naya
ひときわこじんまりとまとまった庭園に心うばわれてから、古民家カフェの門をくぐって店内へ。
ハチの巣のような置物飾りがあり、お座敷にいけばまた庭園をたのしみながらお茶がたのしめます。
くず*わらび餅セット(700円)がおすすめですが、冬にはぜんざい(餅1個500円,餅2個600円)を抹茶しながらもおすすめですね。
休憩に立ち寄っていきたい甘味処です。
営業時間:10:00~17:00
☎0747630003
〒638-0321 奈良県吉野郡天川村坪内38
天河神社に呼ばれる不思議体験しにアクセス
天河神社へアクセス(公共交通機関:電車)
・JR名古屋駅~JR京都駅(東海道新幹線)
・京都駅~橿原神宮前駅(近鉄特急)
・中央出口側~橿原神宮前駅東口~岡崎町(下市口駅行:奈良交通バス)
・乗り換え:岡崎町~天河大弁財天社(中庵住行:奈良交通バス)
・ここから徒歩ですぐに到着(約3時間40分)
天河神社へアクセス(マイカー)
・名古屋駅より名古屋市道名古屋環状線に沿い進み、黄金跨線橋北を右折し、津島七宝名古屋線を進み、烏森インターから名古屋高速5号線万場線へ入る。
・烏森料金所(東名阪自動車道)~大山田PA~四日市JCT~御在所SA~鈴鹿臨時駐車場PA~亀山JCT~亀山PA~亀山スマートIC下車~名阪国道~関トンネル~上野PA~高峰SA~天理PA~郡山下ツ道JCT~京奈和自動車道~橿原バイパス~橿原高田JCT~側道へ
・国道309号左折~道なりに進み信号岡崎交差点で右折~千石橋(吉野川)~洞川下市線~信号善城橋南詰のT字路左折~そのまま螺旋道を道なりに進み、Y字路信号川合を左折すずかけの道進み、天ノ川のゲートをくぐり渡ると到着(238km)
*お出かけの際、ETCカードの差し忘れがないことをご確認ください
天河神社の駐車場
〇天河大辨財天社(天河神社)駐車場
収納台数:約30台(無料)
〒638-0321 奈良県吉野郡天川村坪内48
〇天河弁財天神社 禊殿 駐車場
収納台数:約40台(無料)
〒638-0321 奈良県吉野郡天川村坪内
・天河神社臨時駐車場(臨時の時のみ)
収納台数:約10台(無料)
〒638-0321 奈良県吉野郡天川村坪内
天河神社に呼ばれる不思議体験!あとがき
天河神社というと私は、あの中森明菜さんの歌 ”二人静ー天川伝説殺人事件」より”をすぐ連想してしまい、肝心の呼ばれないとたどり着けない霊験あらたかな神社という印象はどこいったのか、、、(本篇は関口誠人さんの”天河伝説殺人事件”でレクチャー)
ほら、聴こえてきましたよ。
「きっと 愛しすぎたから」と中森明菜さんのささやきが、、、
このブログを造るのがきっかけで、今まで見向きもしなかった『二人静-「天河伝説殺人事件より」』の曲が好きになりました。
ということで、そちらのイメージがつよく、50歳を過ぎてようやくパワースポット巡りに魅せられこの天河大辨財天社にもすごいスピリチュアルがあると知りました。
芸能人がお忍びで来るというくらいに、”願いがよく叶う神社”というのは本当なんでしょうね。
時には都会から離れて、こういった自然に囲まれた静かな場所の天川村を観光の参考にして頂けたならうれしいですが。
今回も私のブログにお立会いしていただきありがとうございました。
コメント